歴史ある街川越で半世紀、地域密着でやってきた私たち矢川原は山田地域を中心に、樹のぬくもりを感じ、そして末永く家族と共に歩んでいける、自分たちの夢やこだわりを叶える家をどうしたらカタチにできるかわからないと悩んでいる人たちのために、とことん親身になって相談にのり、“それぞれの想い”を重ねながら、時を経るごとに味わいを深める、裸足になってほっとするぬくもりある樹の住まいと、人生を楽しむ暮らしを提供することに生きがいを感じている工務店です。
見晴らしのいいウッドバルコニーは
花火見物に絶好のポジションです!
お施主さま:Nさま邸
施工場所:川越市松郷
間取り:4DLK+フリースペース+隠れ家
竣工 :2011年11月
~家づくりのエピソード~
弊社の取引業者の一人に、日頃からお世話になっている方をご紹介いただいた光栄な現場です。忙しい方で中々打合せが出来ず、お任せいただいた部分も多かったですが、省エネへの意識が高く、太陽光やエネファームなどを活用しやすいようにと設計をしています。
~こだわりポイント~
メダカの育成を趣味とされているN様。土間があることで、そこで観賞と世話がしやすくなるように計画しています。また、お客様の接客スペースとなる土間と和室のつながりを確保し、よりゆっくりとお話がしたい場合には、そのまま上がっていただく形も想定します。隠れ家を造り、収納量とその段差を利用したリビングの吹き抜けからの採光を確保した点もポイントですね!
片流れのシンプルな外観に大きなウッドバルコニーが良いアクセントになっています。
このバルコニーは近所で行われる花火大会の絶好の展望台になるのですよ!
大きな屋根には、7kwを超える大容量の太陽光発電が搭載されています!
玄関ポーチも広めに確保。ウッドバルコニーと調和がとれるように、
こちらにも木製格子を設けてみました。
玄関ドアにあるナチュラルの部分ともうまく調和がとれたかと思います。
玄関には檜一枚板の式台や天井の無垢板など、
落ち着いた雰囲気になっています。
写真左の扉は大きなシューズクロークに入るための扉で、
通り抜けが出来るようになっているんですよ。
シューズクローク内部の様子がこちらです。
可動式の棚板がいっぱいです。
靴を多くお持ちの方には、大変魅力的な空間ですね!
通り抜けできる動線も魅力です。
玄関すぐ脇には、4.5帖分の土間を設けてみました。
このスペースで、ちょっとしたお客さまとの接客が可能になります。
和室と面するようにしたことで、お客さまをこちらから和室に通すこともできます!
土間と面する和室は、6帖の本格的な和室です。
日当たりもよく、土間とのつながりで、それ以上の広さを感じることができます。
ダイニングスペースからキッチン方向を見ています。
木製格子の向こうには、くつろぎのリビングスペースが配置してあります。
食事とくつろぎを一体の空間ながら、
目線で区切る配慮をしてあります。
リビングスペースには、吹き抜けを設けてあります。
高い位置に設けた窓のおかげで、電気のいらないほどの明るさが確保できました!
仏間として使うための4.5帖の和室です。
天井は無垢板の棹縁天井とし、小さいながら風格は十分。
すぐ隣に住むご両親も玄関を使わずに直接出入りできるよう、動線にも配慮してみました。
生活時間帯の違いを克服できるように、
主寝室は建具で仕切れるようにしてあります。
全て開くと一体的な部屋として、使用することが可能です。
主寝室のご主人のスペースから動線を確保した書斎です。
正面には無垢板が一面全てに貼ってあります。
夜中でも寝室を通らずに廊下に出ることができるように、
もうひとつの動線も確保されております。
2階の子ども部屋スペースです。
間仕切りはいつでもできるので、現状では広々空間のままとしてあります。
遊び場とするも良し、収納部屋とするも良し、使い方は住まう人次第です。
大きなウッドバルコニーですよね。
この方向に花火を見ることができます。
ここでビールを飲みながら、花火見物ができれば最高ですね!
友達が押し寄せてきそうです。
屋根の上のソーラーパネルです。
7kw以上ともなると圧巻です!
~担当者からのメッセージ~
業者さんより紹介してもらった嬉しい現場です。省エネと耐震への意識が高いことから断熱性の確保と木造2階建てだと本来なら必要としない基礎設計も含めた構造計算も行ったのが印象に残っています。また、吹き抜けのあるLDKは、目線を遮る木製格子の造作など天井や壁の板貼りと合わせ、樹の温もりを感じられる空間になったかと思います。