歴史ある街川越で半世紀、地域密着でやってきた私たち矢川原は山田地域を中心に、樹のぬくもりを感じ、そして末永く家族と共に歩んでいける、自分たちの夢やこだわりを叶える家をどうしたらカタチにできるかわからないと悩んでいる人たちのために、とことん親身になって相談にのり、“それぞれの想い”を重ねながら、時を経るごとに味わいを深める、裸足になってほっとするぬくもりある樹の住まいと、人生を楽しむ暮らしを提供することに生きがいを感じている工務店です。
屋根勾配なりに勾配天井としたLDKは開放感抜群です。
化粧梁と天井の板張りがきれいですね。
キッチンは対面キッチンとなっていて、ここの入り口にも古材のアーチが!
お施主さま: Sさま邸
施工場所: さいたま市南区松本町
間取り: 2LDK+隠れ家
家族構成: ご夫婦 お子さまふたり
竣工 :2014年7月
~家づくりのエピソード~
候補の土地が変形地のために、希望を満たす住まいが作れるかどうかを見てほしい!と相談を受け、打ち合わせがスタートしました。購入前だったので、時間の制約がありましたが、幾つかの提案をさせていただき、土地の購入を決めていただけたのは嬉しかったですね。それからは時間をかけて打ち合わせを行いました。間口の狭い土地でもあるので、お客さまと優先順位を決めて、かなり思い切ったプランになりましたが、その狭さを感じさせない開放感あふれる住まいになっていると思います。
玄関のポーチには、タイルが一般的ですが、
樹が好きなお客さまでしたので、ウッドデッキのようなアプローチを提案しました。
可愛らしい雰囲気になりますね!
玄関は、一畳分とかなり小さいですが、階段はストリップ階段とし、
その上部の吹抜けを活かして、明るさと空間の広がりを感じる工夫をしてあります。
子どもが大きくなったら、部屋として分けて使用できるように、
コンセントや照明などを配置しています。
それまでは、広い遊び場となりそうですね!
1階の一番北側の部屋で、全ての方向が囲まれていますが、
隠れ家の一部を1階の居室の吹抜けとして活用することで、
上部からの明るさを確保しています。
ベランダに面したホールです。
洗濯機をここに置き、その隣に家事コーナーを設けることで、
家事動線の無駄を省いていますよ!
階段の手すりを化粧にしているのは、1階の玄関に光をより多く届けるためです。
2.5階にあるLDKへの階段の下は、収納として活用しています。
そしてLDKの下は9帖程の隠れ家があります。
1.4m以下の天井高は床面積に算入されないですが、その使い道は多様です。
大収納にもなりますし、趣味の部屋にも…。
入口のアーチは古材でアクセント!
2.5階から2階方向へ向けて天井を一体にしたことで、より開放感を出しています。
合わせて26帖もありますが、薪ストーブがあるので、寒くなんてありませんよ!
可愛らしい見た目からは想像できないほどの暖房能力も魅力です。
家の間口は2間(3.6m)しかありませんが、ベランダ部分だけは広く使えました。
木製手すりが外観の良いアクセントになっていますね。
土手方向を向いているので、眺望もいいですよ!
~担当者からのメッセージ~
友人から妹夫婦の紹介を受けたのですが、最初土地を紹介された時は、その形に驚きましたね。ですが、西側の土手に向いた時の開放感を活かすことで、十分にやっていけると感じました。お子さまが自分に懐いてくれて、打ち合わせが本当に楽しかったです。お引渡し後におふたり目のお子さまも生まれ、Sさまのお宅を伺うのが楽しみでしょうがありません(笑) 住まいとお子さまの成長の両方を見守っていきたいですね!