歴史ある街川越で半世紀、地域密着でやってきた私たち矢川原は山田地域を中心に、樹のぬくもりを感じ、そして末永く家族と共に歩んでいける、自分たちの夢やこだわりを叶える家をどうしたらカタチにできるかわからないと悩んでいる人たちのために、とことん親身になって相談にのり、“それぞれの想い”を重ねながら、時を経るごとに味わいを深める、裸足になってほっとするぬくもりある樹の住まいと、人生を楽しむ暮らしを提供することに生きがいを感じている工務店です。
玄関方向より。屋根の高さで空間の広さを感じますよね!
ナチュラルの無垢板の天井が、古材をよりよく見せてくれています。
<古民家再生工事>
お施主さま: Sさま邸 カフェけやき
施工場所: 比企郡川島町中山
職員構成: ご兄弟、それぞれの奥さま、ご子息
~家づくりのエピソード~
築200年を超える自宅の納屋を再生し、カフェとしてオープンすることで、地元の人の集いの場としたい!という依頼を受けての工事でした。初めて現場に伺ったときは、その材料の迫力に圧倒されたことをよく覚えています。現場では、予期せぬ事態も多く、当初の計画と変わった部分も多くありましたが、工事が終了し、そのすべてが見られた時の感動は今でも忘れられません!
玄関の脇のトイレ用の手洗いです。
無垢の一枚板にボウルを乗せて、仕上げています。
シンプルの良さがありますね!
「ご近所の方々にトイレだけでも使用してもらえるようにしたい!」
ということで、車いす対応の1坪あるトイレとなっています。
化粧台も設置することで、女性は化粧直しもできますね!
大きな梁は、店の名前の由来でもある欅(けやき)の木です。
その迫力は見事なものですよ!
一見の価値ありです!
このたっぷり空間をきっちり温める薪ストーブ!
煉瓦の炉台がこの雰囲気に似合っています。
カウンターです。檜の一枚板を使用いたしました。
ここで頂くコーヒーは格別です!
奥さまお手製のステンドグラス!これに合わせて建具を造りました。
素晴らしいものができました。
牧師の資格を持つオーナーが休日に礼拝を行うため、
外観は和風にはしたくないということで、
教会をイメージしながらのデザインとなっています。
カフェをオープンしてからの店内の様子。
美味しいコーヒーが飲める喫茶店として、
常連のお客さまで賑わっています。
https://www.facebook.com/cafeKeyaki
~担当者からのメッセージ~
お声掛けいただき、その仕事の難しさに悩みましたが、完成した姿を見て、本当にやれて良かったという想いでいっぱいでした。お施主さまであるSさまはもちろん、力を貸してくれた職人や監督などにも改めて感謝いたします。200年の歴史を継承し、蘇ったこの建物が、さらに100年、200年と皆さまに愛され続けることを期待しています。