歴史ある街川越で半世紀、地域密着でやってきた私たち矢川原は山田地域を中心に、樹のぬくもりを感じ、そして末永く家族と共に歩んでいける、自分たちの夢やこだわりを叶える家をどうしたらカタチにできるかわからないと悩んでいる人たちのために、とことん親身になって相談にのり、“それぞれの想い”を重ねながら、時を経るごとに味わいを深める、裸足になってほっとするぬくもりある樹の住まいと、人生を楽しむ暮らしを提供することに生きがいを感じている工務店です。
(2016年8月お引渡し)
奥様が矢川原で基礎工事をしてくれている柳久保さんの娘さん。昨年(H27年)の感謝祭にご夫婦でご来場いただき、その後、土地購入のご相談からとんとん拍子に新築に。
2階リビングにBBQのできる大きなバルコニーという夢のあるご要望に加え、料理人というお仕事柄、特にキッチンにはこだわりを持っていた様子。何度も打ち合わせを重ね、想いのつまったプランを作成。
工事が始まってからも、お仕事がお忙しい中、積極的に住まいづくりに取り組まれ、義父を手伝って基礎配筋にチャレンジしたり。上棟時には「自分の家じゃないみたい!」と嬉しそうに話す姿にこちらまで嬉しくなってしまいました。
代表取締役 田中尚
<ご主人:主 奥さま:奥 社長:社 インタビュアー=吉田恵:吉>
吉:矢川原で建てようと思った決め手は何ですか?
奥:父のすすめ、ですね(笑)
吉:そうですね。お父様、柳久保さんからのおススメということでしたね。
吉: プランを決める中で重要視されたことは何ですか?
主:2階リビングかな。
吉:最初から希望されていたんですよね。
主:都内のマンションとかだと、こういう景色じゃないですか。(窓の外を見て)
吉:マンションの2階、3階っていうのはこんな感じですよね。
主:やっぱりこういう景色を窓から見たいなというのが最初からあって、2階をリビングにすればそういう状態にできるかなという考えだったんです。でもこんなにいい立地でっていうのは思ってなかったですね!(※窓の向こうに公園の緑がよく見える素敵な立地です。)
吉:そうですよね!実際にやろうと思ってもこれはなかなかないですよね。公園の緑がすごいキレイで。天気がいいと山並みも見えるんですよね。
吉:家づくりの中でこだわったところ、悩んだところはどこですか?
奥:なんだろうなぁ・・・
社:キッチンにはかなり悩んでましたよね(笑)。
主:それは仕事柄(笑)。キッチンを重要視したというか。やっぱり広いところがいいですよね。二人で立ってもスペースがあって。
レイアウトにしても冷蔵庫を奥にすることによって、開放感が出たり。・・・窓の位置もだいぶずれましたしね。
社:そうですね。奥行とこの後ろの寸法と、ってことで窓がどんどん移動していって(笑)。
吉:やはり一番悩んだのはキッチン、という感じですね。
奥:・・・あと壁紙も、悩みました(笑)。
吉:部屋ごとに変えていたり、一面だけ変えるっていう貼り方も素敵ですよね。
社:トイレとかそうですよね。
2階はね、壁と天井を一緒にしたいって自分が言って、玄関で使いたいっておっしゃってるクロスをどこまで貼るかで悩んだりもしましたね(笑)。
吉:白一色で一体感があるから、すごく空間が広がりを感じますよね。
主:結果、ここは全部一面同じ壁紙にしてよかったです!
社:そういっていただけるとうれしいです!
吉:実際に出来上がった家を見て、一番気に入っていらっしゃるポイントはどこでしょうか?
奥:キッチンです。(LDKを見て)ここですね!
吉:LDKの空間の広がりですね。
奥:ええ!・・・あと納戸が。たくさん入りそうで(笑)。
母親が収納はあったほうがいいよ!っていうので。二つじゃ多いかなと思ったんですけど、絶対あった方がいいっていうから。
吉:1、2階であれだけ収納があるといいですよね。見学会でいらっしゃったお客さまも「納戸が2つもあるの!?」って言ってらっしゃって。(収納スペースは)なかなか取りたくても取れないって方も多いですからね。
社:部屋数をしぼっているから収納はしっかり欲しいですよね。
奥:あと矢川原さんオリジナルの棚? 備え付けがいっぱいあって!バルコニーのベンチもかわいいですよね。
吉:BBQをするのが楽しみですね!
吉:打ち合わせや現場で印象に残っていることはありますか?
奥:柱ですかね、私は。上棟の時の、こういう柱なんだ!とか、基礎の鉄筋とか。あぁこういう風になってるんだ、って(笑)。
吉:お父さんの仕事はあまり見たことがないですものね。
主:自分は・・・基礎の鉄筋をお義父さんと一緒にやったから。
社:そうでした。あとで手が震えたってってましたよね(笑)
吉:なかなか自分の家の鉄筋をやったって方はいないですよね!
社:そこはねぇ(笑)塗装とか、木をちょっと打つとかやった方はいても、基礎工事をされたお客様はいないですよ!
奥:一日鳶(とび)体験?
主:なかなか強烈な体験でした(笑)
社:自分は結構、庭石を動かしたときが印象的でしたけど。あっちにこっちに、って言いながら、「あと5センチ!」って言ってるAさんの印象が強くて(笑)
奥:5センチ~!?、って思いましたけどね(笑)
社:庭が出来たら、ぜひ和室でお茶とか立てていただいて。
奥:プレッシャーだね(笑)
吉:遊びに来たご友人やご親戚に自慢したいポイントはどこですか?
奥:自慢したいポイント?なんだろう・・・(樹脂)サッシとか?
主:それはちょっと、マニアックじゃない!?。納戸とかにしておいたら(笑)
奥:手作りのベンチとか?
社:でもサッシを白にしてくれたので、白いクロスを巻き込んだから本当に一体感があって、枠が無いように見えますよね。このサッシを使う時には木枠を入れないで使う方が面白いんだなって思いました。
『ピクチャーウインドウ』って言葉があって、写真のような窓のことを指すんですけど、特にこの窓(キッチンから見えるFIX窓)が、ガラスも無いように見えて、そういう絵として楽しめるんだなってことが私自身実感できました。
吉:この家に入居したら真っ先にやりたいこと、一番楽しみにしていることは何ですか?
奥:真っ先にやりたいのは、お風呂で足を伸ばす!(笑) これまで狭かったんで、足を伸ばせなかったから。
吉:それじゃゆっくり浸かって、引っ越しの疲れを取っていただいて。
主:私はベランダで一杯!ですねぇ。
吉:その他何かご感想などありましたらお願いします。
奥:お家を建てることってうれしいことだったんですけど、大変なこともあって・・・でもその分完成したお家を見て、あー良かった!今まで頑張ってと思って。
いろいろあって悩んだこととか、妥協したこともあれば、ここは嫌だっていってわがままを聴いてもらったり、調整してもらったりとか、皆さんに相談してやってもらったり、協力してやれたことを本当に感謝してます。
主:本当に自分らで全部決めて、それが形になったっていうのは、すごく感動したというか・・・
本当に田中さんにメールでしつこく何回も直してもらって(笑)
奥:結構すごかったよね(笑)
主:その場では決められるんですけど、後から考えるとやっぱり・・・っていうのがあって、何回もメールで変更してもらって。
でもそれをやっていただけたおかげで、すてきなお家になったので・・・
社:そのために我々がいるので。そのまま言うのを止めてしまったら、注文建築じゃなくなっちゃいますからね。
メールでのやりとりがいい方向になったんであれば良かったと思います。
吉:言っていただければ応えることは出来ますけど、逆に何も言っていただけないと困ってしまいますから。
思ったことを口に出していただけることはありがたい事で、建ててから「やっぱりああすればよかった」と思われるのが一番悲しいです。
今回はいろいろと打ち合わせが出来て、ご満足いただけるように出来上がったというのはすごくありがたいなと思います。
主:こんなにすごいいい家が出来るとは思っていなくて、予算も本当に限られている。東京では家は建てられない。・・・それでここに決まったんですけど、今思うのは、矢川原さんにお願いしてよかったな、と。
これからも、どうかよろしくお願いします。
社・野・吉:こちらこそよろしくお願い致します!
奥:本当に、感動で・・・父親が鳶でよかった!と思いました(笑)。それがあってこそ矢川原さんとの出会いがあり、こういうお家ができて・・・
本当にお家を持つのが夢だったので、結婚してお家を持って、という形でできて本当にうれしく思います。皆さんにご協力いただいて、本当にいいお家が出来て、本当に感動してます。
ホントにいっぱいケンカもしたんですけど(笑)、こんな形で今日を迎えることが出来て、本当にありがとうございました!
吉:こちらこそ、今日はありがとうございました!
(2016年8月 お引渡し)