歴史ある街川越で半世紀、地域密着でやってきた私たち矢川原は山田地域を中心に、樹のぬくもりを感じ、そして末永く家族と共に歩んでいける、自分たちの夢やこだわりを叶える家をどうしたらカタチにできるかわからないと悩んでいる人たちのために、とことん親身になって相談にのり、“それぞれの想い”を重ねながら、時を経るごとに味わいを深める、裸足になってほっとするぬくもりある樹の住まいと、人生を楽しむ暮らしを提供することに生きがいを感じている工務店です。
(2015年9月お引渡し)
内覧会にご来場いただき、すぐに打合せがスタート。他のどの会社とも話をせずに契約前から「お願いするつもりでいます。」と言って頂いていたとても光栄な現場です。
木工家具関連の材料を取り扱う仕事をしているご主人の眼は、きっと私よりも優れているだろうと、材料選びには特に緊張しました! ご自身で仕入れしてきた桜の大黒柱を車から降ろす際に、M様と私の二人しかいなくて、苦労したことは忘れることができないエピソードですね(笑)
自然素材をなるべく使用したいとのご要望に、無垢の床に漆喰の壁、天井には板張り、建具まで無垢素材のものを使用しています。
吹き抜けのあるリビングには薪ストーブを設置。開放的たっぷりの空間で、暖かくそしてその揺らめく炎が家族全員をきっと癒してくれることと思います。
こだわりいっぱいの住まいは、お客様はもちろん、矢川原にとっても自慢の住まいとなりました。
代表取締役 田中尚
<ご主人:主 奥さま:奥 社長:社 野島:野 インタビュアー=渡部 香:渡>
渡:矢川原で建てようと思った決め手は何ですか?
主:見学会見に行って。
奥:前にチラシかなにかを見てたから、矢川原って名前がずっと頭にあって。その時にたまたま見学会のチラシが入って、これは行かなきゃ!って。
主:だいたいみんな直感だから。
渡: プランを決める中で重要視されたことは何ですか?
主:土台を重視。それに太い柱使っているし。
奥:基本的なもの、柱や床。後は、玄関入って見通しのいい開放的な空間を望んでたから。
その通りにしてくれた。すごく有難いです。
(※玄関入ってすぐ、開放的なリビング。窓の向こうに庭の緑が見えます)
渡:家づくりの中でこだわったところ、悩んだところはどこですか?
奥:お父さんこだわったのは柱!?
主:この大黒柱こだわった、っていうかたまたま見に行ったらあって、買い戻したの。売り先も決まってたんだけど。
(※桜の大黒柱は、ご主人自らが仕入れをしてきた太さ8寸(24センチ)の見事な一品です。)
奥:床材もこだわってたでしょ。いい感じよね。
社:ちょうど、柱も桜なんで床材も桜でいいですよね。
渡:悩んだところはありますか?
奥:悩んだのは、クロスがね。見れば見れ程わからなくなっちゃって。お勝手の暗っぽいのは失敗したっていうか。
渡:木が好きでいらっしゃるから、キッチンと合わせられたのかと思いました。
野:でも、この間の見学会に来た人たちは、合わせたんだー。いいね、って。みんな言ってましたよ。
奥:黙ってるしかない(笑) 迷って、これでいいや、って。
渡:実際に出来上がった家を見て、一番気に入っていらっしゃるポイントはどこでしょうか?
奥:全部気に入ってるから。
主:この広々とした開放的な空間だよね。今までの家が狭くて、仕切りばかりで。
奥:玄関入ったら圧迫感があって。それがもうダメだったのよ。本当は庭側がもっと空いていたらね。
主:これはこれでよかったんじゃないか。
社:お互い窓で向き合っちゃうよりは、この方がいいですよね。
奥:だからここに決めたんですよね。かえって工場の裏で、よその家じゃないから。それがいいな、と思って。ダメじゃないって言われたんだけど、ここでいい!って。
社:私がお話しお伺いした時に、もう一つの土地は光は十分取れるような土地で、でもこっちのが広く取れるし、この状況でどうだろうか、って言われて。駅の側の土地も一緒に見に行ったりしましたよね。そして、こちらの土地を選ばれて。
渡:打ち合わせや現場で印象に残っていることはありますか?
奥:あまりこなかったので。
野:内装の打合せになってから、ちょくちょく来て頂きましたよね。
奥:お任せしちゃったんで。でも一生懸命やってくれてるのはちらちら見てたから。全然問題なく。みんな人見知りだから。1年ぐらい経てばこうやって慣れるんですけど。
主:娘なんて一回も来ない。今日娘だけいるんだけどさ。
渡:そうなんですか!せっかくだからいらして頂ければ。
野:なんだー、クロス好評だったって、褒めたのに。涼しげであのクロスいいですよね。
渡:ストライプのですか。なんか評判よかったです。何回か言われたので。
吉:遊びに来たご友人やご親戚に自慢したいポイントはどこですか?
奥:全部だからね。
渡:これから薪ストーブでクッキングしたりとか。ピザ焼いたり。
奥:わからないけど。もうみんなに「どうぞピザぐらい焼けるから来てね」って、言ってあるから(笑)
社:道具揃えないとですね。
奥:ピザ焼くようになったら、長男が生地を「俺が練習しておくよ」って。
主:長男は調理好きなんだよ。
社:えー。長男さん?全然しゃべってくれないので。次男さんは結構しゃべってくれるんですけど。来る度に「あれいいね、これいいね」って言って。ご意見もいろいろ言って頂いて。
奥:次男はいろんな興味があったみたいで。
渡:この家に入居したら真っ先にやりたいこと、一番楽しみにしていることは何ですか?
奥:大の字でしょ。
主:やりたいことよりか、まず濡れ縁を作らなきゃ。薪の置場もね。
渡:少しずつやっていかれたら楽しいですよね。
渡:その他何かご感想などありましたらお願いします。
主:外の壁。あれは水吸い込むやつんですか?
社:あれは多少吸いますね。吸ってもそれでコケが生えちゃうとかはないので。
奥:私も気になってみたら、よその家もモルタルのこのタイプはみんなそうなの。うちと一緒だわーと思って。確認しました。
社:中には入ってはこないから、それはそういう物なのでご安心下さい、って。メーカ―の者から聞いてるんで。後は、薪ストーブの使い方についてはこれからゆっくりと・・・。わからないことは聞いて頂ければ。
渡:社長ベテランなんで。毎冬薪ストーブライフを楽しんでいますから。
インタビューの方、ご協力ありがとうございました。ぜひ、これからゆっくり楽しく過ごして下さい。
主・奥:ありがとうございます。
社・野・渡:こちらこそ、ありがとうございました。
(2015年9月 お引渡し)