歴史ある街川越で半世紀、地域密着でやってきた私たち矢川原は山田地域を中心に、樹のぬくもりを感じ、そして末永く家族と共に歩んでいける、自分たちの夢やこだわりを叶える家をどうしたらカタチにできるかわからないと悩んでいる人たちのために、とことん親身になって相談にのり、“それぞれの想い”を重ねながら、時を経るごとに味わいを深める、裸足になってほっとするぬくもりある樹の住まいと、人生を楽しむ暮らしを提供することに生きがいを感じている工務店です。
(2020年12月お引渡し)
初めて打ち合わせのためご自宅に伺うと、庭にはお手製の焚火台やピザ窯があり、ご家族や友人でBBQ等を楽しまれているとのこと。
薪ストーブのご希望もあり、住まいづくりのテーマは「火のある暮らしを楽しむ」にすぐ決まりました(笑)
プランも一部変更はあったものの、ほとんどファーストプランのままで建てることになりました。
木の雰囲気をなるべく出していきたいという要望もあったことで、内壁ばかりでなく、外壁を板張りとするなど、周辺の中でも目に付く建物となりました。
自宅の隣での新築でしたので、現場でいつもお会いできますし、一緒に家具を選びに行くなど、H様との思い出はいっぱいあります。
完成したら、真っ先に薪ストーブに火を入れて、お酒を呑みたい!とのこと。ご家族やご友人と火を囲んで、楽しく語らう姿が目に浮かびそうです。私も混ぜてもらいたいくらいです(笑)
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
代表取締役 田中尚
<ご主人:主 奥さま:奥 社長:社 野島:野 インタビュアー=吉田 恵:吉>
〇矢川原で建てようと思ったきっかけは何ですか?
主:決め手はお伺いした時に、木の家の雰囲気、というかイメージがすごく良くて。あの、バス停の前の(古材の)梁が飾ってあるのを毎日見ていたので、よっぽど好きなんだなと思って(笑) 気にはしていました。
吉:けっこう駐車場のあれ(古材)が目に留まる方が多いようで、他の方にも同じことを言われたこともあるんですよ。
主:ちょうどバスも停まるんでね。そこで必ず停まるんで(笑)
吉:パッと目に入って見ていただけたんですね。
〇 矢川原に決めた決め手、またプランで重要視されたことは何ですか?
主:重要視したのは、やっぱり木のイメージと、あと薪ストーブと、あとは実用性? ログハウスとか、かっこよくってあこがれもあったんですけど、やっぱり実用性を考えると・・・矢川原さんのホームページを見て、住みやすいっていう実用性っていうのが決め手になったかな。
吉:奥さまは何かございますか?
奥:展示場を見せていただいて、良かったところ、真似したいところがいくつもあったんですけど、そのうち、予算的なこともあるので、ここはゆずれるけどここはゆずれないということで、それぞれを話をして、こうなった、という感じですね。
例えばこの窓?(木製テラスサッシを指さして)すごく高いんですけど(笑)、でもすごく良くて! これは付けたい!、と。じゃあその分どこを節約しましょうか、とか、そういうご相談にも乗って下さったので。
主:そうですね、見た瞬間もうすごい気に入って!やりたいと思って。
奥:ほんとはこっちもやりたい(隣の窓を指さして)くらいなんですけどね!(笑) ダブルでやりたいくらい。
・・・そういうところかなぁ。あとは、よく話を聞いてくださって、わりと共感していただけるところが多かったので。
社:まあ、なんせ趣味が一緒ですからね(笑)
奥:作ってる途中も見に来てくださって。すっっごく楽しそうなんですよ、社長さんが。
(一同爆笑)
奥:もうだから任せても大丈夫かなって。
楽しそーに作ってくださってて。こっちも楽しくなるじゃないですか、そういうのを見てると。
〇家造りの中で特にこだわったところ、悩んだところはどこですか?
主:悩んだのはやっぱり薪ストーブですね。機種を何にするかって。
社:それですか(笑) はじめはヨツールにするっておっしゃてて・・・
主:ヨツールで決め掛かって、矢川原さんにもヨツールでって言っちゃったんだけどね。でも言っちゃったあとから、やっぱり料理とか考えたらバーモンドの、アンコールの方がいいなと思って。
いろいろね、長所や短所はあるんで、それも聞いたらそれも含めて、アンコールでいいかって。
吉:バランスのいい機種ですからね。
主:薪ストーブ屋さんも言っていて、ヨツールとアンコールの良いところ悪いところ? 料理をするんだったらアンコールの方が絶対いいよ、って。・・・ただ中のね、触媒とかは消耗品だからある程度で入れ替えてねと、それは聞いてます。
奥:・・・私が悩んだのは土間かなぁ。
本当は玄関土間で、ずーっと土間にしようかと思ったんですけど。・・・社長ともそういう話しましたよね?
社:私がはじめプランを作ったときそういうプランありましたからね。そこからずーっと土間がつながってるプランを作ってたんで。
奥:でもそうすると、ウチは年寄りがいるんで。社長さん曰く、降りて上がって降りて上がってになっちゃうから、じゃそれは止めた方がいいかなって。あーそうかって。将来的なこともあるしね。
吉:段差の良いところと、難しいところとありますからね。
奥:あとから考えると、キッチンの方まで土間にしちゃって、ワンテーブルっていう案があったりとか・・・
家とかちっとも興味なかったんですけどね。自分でいざ作ってみると、すごい興味が湧いて、テレビドラマとかも観てて、NHKでやってるサスペンスとかも、俳優がいいから観始めたんだけど・・・設計士さんの話で、そっちの方に興味がわいて観てて、自分が設計士のようになってるんですよ(笑) 変わりますよね。
吉:そうですね。興味を持つと、どんどん見えるものが変わってくるといいますよね。
○実際に出来上がった家を見て、一番気に入っていらっしゃるポイントはどこでしょうか?
主:一番気に入ってるっていうと、なんかどこという感じではないんですけど・・・あ、でもウッドデッキはやっぱりけっこう気に入っているというか、予想通りというか・・・
奥:私はキッチンかな。タイル風の壁紙とか、この辺とかもいいですよね。
社:テーブルが並ぶのを楽しみにしています!
吉:かっこいいですよね!アイランドはあこがれますよね!
主:まさかね、ここをくりぬいてくれるとは思わなかった。そこまでやるのかと思ったよね。
(※無垢の杉板をキッチン天板に加工し、くりぬいてシンクを入れました)
社:もったいないですけどね(笑)
主:でもちゃんと(くりぬいた)中(の板)をもらったし(笑)
奥:一応そこをくりぬいたのが、ここ(土間)のテーブルになるはずなんですけどね。
社:すごい楽しみに待ってます!
吉:なるほど!ちょうど大きさ的にミニテーブルにいいですもんね。
社:完成したら写真撮りに来ますから。
吉:お嬢さまも何か、気に入っていらっしゃるところありますか?
主:あれじゃないの?(腰掛けられる)出窓の。
娘:私は端っこの狭いところが好きなので(笑) たぶん私は一日中あそこにいます(笑)
奥:あと、あとからわかったけど、お兄ちゃんの部屋から富士山がめちゃくちゃ見えるのよね。あそこも良かったですよね。
社:あれはさすがに計算できなかったんですけど、向こうの建物がどこら辺に来るかわからなかったので(笑)
奥:出来上がって窓が付いたときに、見たら「富士山が見える!」って。
社:いや、ホントこの環境が羨ましいです。
吉:そうですよね~これだけ大きな窓を付けても見えるものがないと、寂しいところもあるので。こちらはホントにいい景色が見えますからね。
社:ずどんと向こうに抜けてるのがこの場合はいいのかなと、写真を撮っていても思ったので。
奥:高い木とかは植えないで、このままにしておこうかなと思うんですよね。
吉:この後も楽しみですね。どんな風に変わっていくのか。
社:造園は自分でやるとおっしゃってるので、完成を心待ちにしてます。・・・楽しみにしていることがいっぱいあるんですよね(笑)
主:やることいっぱいで(笑)
○打ち合わせや現場で印象に残っていることありますか?
(一同爆笑)
野:このタイルがいいとか?このクロスがいいとかね(笑)
社:ダメですよね。俺みたいにみんな褒めてると響かなくて(笑)
奥:やったー!ってね。
社:たまにしかほめない人の台詞は価値があがるんですよね(笑)
野:いや、でも絶対にあってるじゃない。すごくいい感じだよね。
奥:じゃあ最初から教えてよって言ったら、あんまり変なの付けてたら言うけどよ、って(笑)
○遊びに来たご友人に自慢したいポイントは?
主:私はもう一つしかない。薪ストーブしかない。
社:工事途中で遊びにいらしたご友人とかいらっしゃるんですか?
主:まだそんなには来てないですね。弟が来たくらいで。
だから明日薪ストーブが入ったら、週末にはどーんとLINEでみんなに送って(笑)
吉:写真が回る訳ですね!
主:どうだ!いいだろうって!(笑)
吉:撮影会をしないといけないですね。
○この家に入居したら真っ先にやりたいこと、一番楽しみにしていることは何ですか?
吉:やはり薪ストーブですよね!
主:もう薪ストーブに火を入れて、酒を飲むしかない。それを真っ先にやりたいね。
吉:奥さまは何かありますか?
奥:薪ストーブが付いたら引っ越してきたいですよね。今外寒いですからねぇ。
吉:これから一番寒い時期ですからね。
社:環境的に昼間も燃せるので。でもそこまで燃さなくても家は暖かいと思いますよ。
主:ここがね、日が当たるとすごい暖かいですからね。
社:実際に今、暖房なしで普通にいられますからね。
奥:そうですよね!この陽気でも。
社:太陽さえ出れば暖かいので快適に過ごせると思います。
社:年明けには、完成見学会でお世話になります。お引渡ししてからというのはめったにないことなので、ご迷惑をお掛けしてしまいますが、どうぞよろしくお願いいたします。
吉:よろしくお願いいたします。今日はありがとうございました!