Yさま邸_【リビングから朝日に光るカブを眺めるバイク部屋】

 カブ購入を機に、ほとんど活用できていなかった
リビング前のウッドデッキを思い切って取り外し、土間の部屋を増築。
リビングから常に愛車を眺められる、素敵なバイク部屋が出来ました!
(Honda Super Cub C125)

お施主さま: 矢川原スタッフ 吉田邸
施工場所: 川越市古谷上
工事時期: H30/12-H31/2



~家づくりのエピソード~
まだ築7年でしたが、せっかく作ったウッドデッキはほとんど使っていない状態。目隠しの壁を付けたとはいっても、やはり開けておくと、外から丸見えになってしまうので、リビングのブラインドは降ろしっぱなし。ずっともったいないなと思っていました。
そんなとき、カブを購入するにあたって、盗難率の高いカブのために、防犯を考えたバイク置き場を用意しなければならないことに。
ガレージ内に作ることも考えましたが、将来的なことも考え、思い切ってリビング前のウッドデッキを取り外し、そのスペースに土間の部屋を増築して、バイクガレージとしてだけでなく、BBQをやったりできるような、家族の憩いの場として使える空間を作ることにしました。

~こだわりポイント~
元々あった目隠し壁とそこにあった格子の雰囲気は気に入っていたので、それを活かしつつ部屋にすることに。バイクの出入り口は利便性を考えシャッター式に。庭に面しては大きなテラスサッシを付け、いずれは庭にも手を入れて、緑を楽しみつつ、ゆっくりできるスペースにしたいと考えています。
夏場の熱籠りやバイクの排気対策に、引違いサッシを高低差をつけて配置し、テラスサッシ上部には横スベリ窓を設置しました。
リビング正面なので、温かみのある落ち着いた空間にしたいと壁だけでなく天井にも杉無垢板をふんだんに使用しています。

 

―Before

  
リビング前のウッドデッキ。
せっかく作ったのに、ほとんど活用できず(~_~;)
もったいない空間になっていました。

―Process

 
元からあった目隠し壁を活かして、正面と東面にはサッシを、
西側にはバイクの出入り口となるシャッターを取り付けます。

 
壁・天井は杉板貼り!
あと土間コンクリートを打って、格子をつけたら完成です。

―After 


庭に面した東側には、大きな引き違い戸をつけました。
元々目隠しの壁とテラス屋根が掛かっていたので、
外観には大きな変化はありません。

 
西側は、シャッターを付け、バイクの出入り口に。
バイクを出し入れするときは、折り畳みのアルミのラダーレールを使います。

 内部は天井まですべて杉の無垢板貼りです。

庭に面したテラスサッシには、スダレをかけてみました。
外からの視線はさえぎって、でも中から外はよく見える。
雰囲気もいいし、スダレっていいですね!

正面の格子は、元からあったものを活かし、
内側にサッシを取り付けてもらいました。
上下に引違いサッシを付けているのは、夏場の熱籠り対策です。
あんまり熱がこもって暑くなると、バイクもおかしくなっちゃいますから。
窓に高低差があると、空気が流れやすくなるんですよ。

さらにテラスサッシの上にも横スベリ窓を付けて、
排気対策しています。

リビングからバイク部屋の前は縁側風。
これはふたを開けると収納になっているので、
BBQグッズとかアウトドア用品をしまう予定です。

 
バイクを置くとこんな感じ!
照明はライティングレールの調光タイプ。
温かみのある白熱電球と蛍光色とでお部屋の雰囲気がガラッと変わります。


リビングから見たバイク部屋。
以前の光を通すポリカの屋根と比べると少し暗く感じるようにはなりましたが、
前は締め切りだったブラインドを全開にすることが出来るようになり、
リビングの開放感は増しました。
毎朝カブを眺めながら朝食を食べています(笑)
天気がいい日の朝、朝日に光るカブが一番カッコいいですね♪

 

▼新築時の様子はこちら▼

 >>施工例・リフォームTOP