Mさま邸_【薪ストーブのある山小屋風の平屋の家】

自然素材での住まいづくりということで、
無垢の木と漆喰だけで造った住まいとなっています。
片流れの緩やかな勾配屋根に合わせたLDKは、開放感たっぷり。
敷地北東の木々に向けた4.5畳の畳コーナーが心地よい居場所ですね。
また、LDKのどこからも見える薪ストーブの揺れる炎は、
家族みんなに安らぎの一時を与えてくれることでしょう!

お施主さま:Mさま邸
施工場所:上尾市平方
間取り:2LDK+畳コーナー
家族構成:ご夫婦+お子さま
竣工 :2019年1月



~家づくりのエピソード~

自然素材での住まいづくりを検討して行く中で、土地探しでお世話になった不動産屋さんの紹介で弊社と巡り合いました。
平屋で建てたいとのご要望をお聞きし、一緒に敷地を見に行くと、周辺にあまり建物もなく、確かにここなら平屋だな~と社長も妙に納得してしまったそうです。
その後打ち合わせを重ねる中、「できるところは自分でやってみたい!」というご要望があり、外壁の杉板の塗装をお願いすることに。
ご夫婦で頑張っていただいたことで、山小屋風の素敵な住まいとなりました。

~こだわりポイント~

なるべく自然素材で住まいづくりをしたいという希望もあり、無垢の木と漆喰だけでつくられた家となっています。
また、キッチンや洗面化粧台は既製品にしたくないという要望から、大工の手による造作とし、奥様の使い方に合わせた造りとなりました。
最後まで悩まれたという薪ストーブもこだわりの一つ。
矢川原「樹楽の家」展示場で実際に見てみて、その暖かさに惹かれたとのこと。
LDKのどこからでも見える場所に薪ストーブを設置し、その揺らぐ炎に家族みんなが癒されてほしいですね。

見晴らしのいいひらけた土地に建つ山小屋風の平屋建て。
無垢板貼りの外壁は、お施主さまご夫婦が自分たちで塗装しました。

玄関の脇にはベンチ。
お子さんに靴を履かせるにも便利です。

玄関を入るとすぐ薪ストーブ!
家に入ってすぐ暖かいのも嬉しいですね。
右手の下の隙間は、ロボット掃除機のホームポジション!
畳コーナーの段差によるデッドスペースを活用しました。

ホールから入るとすぐ勾配天井の広々としたLDK。
間接照明を活用し、落ち着いた雰囲気に。
薪ストーブはスタイリッシュなデザインの
ドイツ製のスキャンサームを設置しました。

リビングからもダイニングからも薪ストーブが見える配置。
暖かいのはもちろん、日々炎の揺らめきに癒されます。

キッチンと一体になったダイニングテーブルは
杉の一枚板で作りました。
奥さまこだわりのアイランドキッチンです。

キッチンは大工さんによる造作キッチンです。

収納もすべてこだわりの木製オーダーメイドです。

お子さんの勉強スペースはキッチンの隣に。
座ったときに外を眺められるようあえて低めに窓を配置しています。

ゴロンと寝転がって寛げる
小上がりになった4帖半の畳コーナー。
段差を利用した収納も便利です。

引込み障子で全開放!
コーナーの大きな窓からは周辺の木々が見渡せます。
「空が見えて気持ちいい!」と
お施主さまお気に入りのコーナーです。

洗面台もすべて造作。
収納棚もたっぷりあるので便利です。

トイレの壁も漆喰塗り。
こちらの家は一切クロスを使っていません。

6帖大の寝室。
壁・天井はすべてしっくり塗り仕上げ。
見切なしで一体になっているから、
広々とした解放感があります。

子ども部屋も6帖大。
室内干しに便利な「ホスクリーン」を設置しています。

~担当者からのメッセージ~

敷地をM様と一緒に見に行った時に最初に思ったことは「羨ましい!」でした(笑)
周辺に家が少なく、西側以外はすべての方向にひろがる視線。
中でも魅力的だったのは、敷地北東に広がる大きな木々。
「この方向を見ながらのんびりできる場所を作りたい」というのが設計コンセプトといえるかもしれません。
自宅兼展示場を見ていただいたときに、10年経った外壁の板張りを見て、「この色がいい!。最初からこの色にできないですか?」と言われたときに本当に木が好きなんだな~と思ったのをよく覚えています。
そこで外壁の板張りを提案し、「自分たちでできることはやってみたい」というご要望から外壁材をすべて塗っていただくことに。
現場に行くたびにご夫婦で一生懸命に板材を塗っている姿がとても印象強く残っています。
私のことを「やがはらさん」「やがはらさん」と呼んでいてくれた息子さんのKくん。
この子がこの住まいで笑顔で走り回ってくれるのを見れたら本当に幸せですね。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

▼お引渡しインタビュー▼

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