どーも!大工のていちゃんです。
先日、手起こしで上棟したH様邸。
この現場は手伝いとして入った現場ですが、工事を進めていく中で、古材梁を取り付けする仕事をやらせていただきました☆
使う2本の古材の太鼓梁。会社にストックしてあったものだそう。
図面で位置と高さを確認。取り付けした時の水平の墨を基準墨として打ちます。表面は仕上げ加工がしてあるので養生テープを貼ってその上に墨を打ちました。
馬鹿棒を使って長さをとり両木口を打った墨に対してカネ(直角)に切り落とします。
次に芯墨を基準墨から垂直に立ち上げて決めるんですが、流石に古材だけあってかなりネジレが凄い(≧∀≦)
まぁこれが味があっていいんでしょうね^_^
取り付けだ時にどんな風に見えるのかをイメージしながら芯墨を決め、一度担当している堀内大工さんに納まりを確認。
2本とも家の中心部から外周部にかかってくる古材梁。1本だけは中心部側がちょうどロフトの壁の出隅部分で、ロフト階段の登り降りで目につく場所。
こっち側にネジレ分の斜めな感じを持ってこないで壁と垂直を揃えるようにして外周側をネジレを持っていくようにやってと堀内大工さん。
その辺の判断は即答で、さすがだと思いました!
確かにそうだなと思い、加工前だったので芯墨変更。両側とも桁、柱の横から入れ込むので大入れ加工。
こんな感じになりました^_^
太鼓梁って普通の平角と違って迫力がありますよね。
実は加工するのも平角の梁より太鼓梁の方が楽しいんですよ!
家の中にこういうのがあるって憧れます(*^^*)