視点を変えてみる(°_°)

どーも!大工のていちゃんです。

リノベーション工事が終わり新たな生活がスタートしたばかりのI様邸。

ちょっとした補修工事があったので数時間でしたが先日行って来ました。

完全に仕上がってからお伺いするのは初めて。

最後の仕上がりが見れなかったので気にはなっていたのですが、もう住まわれているので補修工事が終わった後、数枚ですが写真撮らせて頂きました。

ずっと前にブログで紹介した同寸角同士のたすき掛け筋交い。

この感じが…

こんな風になりました。オシャレですよね(>_<)

奥様から、あとこれなんですけどね〜と言い始めると…あの時、綺麗にしてもらった椅子ですよ!

I様邸の工事中、何度も足を運んで下さっている最中、奥様から、ちょっと古くなってしまったし捨てるのももったいないので、綺麗に出来ないかなって思ってるものがあるんですよ〜。ということだったので、じゃあ今度来る時持って来て下さいよ。何かのついででやっちゃいますから!と持って来られた木製の小さな椅子。

全体的にペーパーをかけただけで、あとは汚れ防止にも塗装した方がいいですけどね。と手渡したんですが、見事に塗装もされていて鉢植えの台になっていました。

なんだか嬉しかったなあ^_^

帰り際、息子さんから吹き抜けの梁ってぶら下がって懸垂しても大丈夫ですか?との質問。

おおっ!そんな発想もあるな☆と視点を変えてみるのも面白いなと、若い子に気づかされました(^^)

元々、2階の床を支えていた骨組み。2階床を剥がして補強を施し吹き抜けとした場所。骨組み自体は、いじっていないし、どんな構造になっているのかを説明。骨組みが落ちてくることはないから大丈夫と。

息子さんくれぐれも怪我はしないようにして下さいね!

とこんな感じでしたが、住まわれてから気づくことも沢山あると思うので、また意見が聞けたらいいなと思っています。

 

 

 

 

 

 

サッシのアングルピース

どーも!大工のていちゃんです。

床の増し貼り(既存床の上に新しい床板を重ねて貼る工事)を施工しました。

広縁だったのですが掃き出しサッシが2箇所。まず和室との境の敷居の方から貼り始め、最後掃き出しサッシの際でアングルで納めました。

で、自分がいつも気を遣うところがあって、新しく貼る床板が無垢材の時に限って、掃き出しサッシのある時はアングルピースの厚み分をシャクって(溝を突いて)床板と平らになるようにしています。

これはあくまでも自分の考えなのですが、   アングルピースの下に床板をただ差し込むとアングルピース分の段差ができるので、ホコリなどがそこにこびりついて黒くなってしまったり、歩く際もわずか数ミリ程度ですが気になる人はいると思うのでそうしています。

話は違いますが、

バリアフリーの基準が3ミリ以下というのもあり、玄関框や階段上がり框、床見切りなど床に関しては、なるべく平らか、1ミリで抑えてます。

足裏の感覚って結構敏感なので床を造るときは、特に気を遣っています。

ただ、新しく貼る床板が合板フローリングの場合は、シャクってしまうと地が見えてしまい、日が当たっていたり、湿気や水がかかったりを繰り返していると、すぐ劣化し、めくれてしまう。

それなのでシャクらずアングルピースの下に差し込むようにしてるんですけどね…。

状況に合わせてその辺は変えています。

アングルピース付きのサッシの場合、基本、掃き出しサッシの両脇と上枠やそれ以外の窓枠は、シャクる必要はないのでそのまま差し込むようにしています。

でもやっぱり造るときは現場の状況に合わせることですかね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春の訪れ☆彡

どーも!大工のていちゃんです。

先日はすごい大雪でしたね。

次の日も積もったままでしたが主要道路は何とか凍らず、車の通りもそこそこあったので仕事に行ったんですが、帰ってくると家の前に雪だるまが2体も!

これは間違えなく長女だなと思い、妻に聞いてみると一緒に作ったらしい。

相当面白がって作ったみたいで、可愛くできてる(^^)ほっぺを真っ赤にして爆睡していました(^^)

地元群馬に居る時は毎年たくさん降る日が何日かはありました。

埼玉に住んで15年近く経ちますがこっちは降らないなぁ〜ってつくづく思います。

珍しく今回のようにドカ雪が降ると懐かしく感じますね。

次の日からは晴天で朝から晴れていたのでこんな写真撮ってみました。

自宅にある3種類の梅の木。

庭に植える場所もないので赤と白の花が咲く木は鉢植えにして小さく毎年楽しんでいますが、今年も蕾を付けてポツポツと咲き始めています。

ごくまれですが、梅の実が1つだけなる年もあります(^^)

そして唯一庭に植えたロウバイ。こちらは毎年沢山の花を咲かせてくれます。

ロウバイの香り、いい匂いですよね。

柄にもないですが…癒されるんだよな〜(*´꒳`*)

なんとなくですが冬から春を感じる今日この頃です(^^)

 

 

 

 

 

煙突囲い工事 🔲

どーも!大工のていちゃんです。

先日から始まったI様邸改装工事。

薪ストーブを設置するということで和室を解体して半分近くを土間に。

解体工事も壊すところ残すところを確認しながら進めて行きました。

解体もほぼ終わり、お客様と監督、薪ストーブ屋さんと打ち合わせ後、煙突を通すための煙突囲い工事に取り掛かりました。

新築と違い、解体してみないと中の構造がわからないのでどうなるのかなってところはありましたが、太鼓梁をかわすギリギリのところで位置を決めました。

僕自身、煙突囲い工事は矢川原に入社して初。煙突工事は何回か見てきましたが、監督と薪ストーブ屋さんに確認をとりながら進めて行きます。

天井下地を途中まで組んで、土間からレーザーで立ち上げた墨を下地に写し、壁仕上がりからの煙突の位置が決まっているので、もう一度確認。

開口部をガッチリと造りました。

そこから水平器で垂木に墨を立ち上げ、既存の野地板に四つ角の墨を出しました。

週間天気をメチャクチャ気にしながら、瓦を剥がします。工事中、雨が降ったら大変ですからね。

瓦が中途半端にならないか、瓦割りを確認して中からキリで四つ角を穴あけ。

開口!

天井下地時に組んだ木枠の上に角材を使って組んで行きます。

煙突囲いを屋根へどのくらい伸ばすか、もらった図面を見ながら薪ストーブ屋さんに確認し、骨組み完成!

外側はコンパネを貼りフェルトで包み、上部には仮の蓋を載せてひとまず終了。今度は内部から仕上げて行きます。

断熱材を入れ、コンパネを貼り、最後ケイカル板を貼って終了。

雨仕舞いもあるので、外部の水上側に雪割りというものを板金屋さんと相談して造り、両脇に捨て谷を入れてもらいました。

最後、瓦屋さんに瓦を納めてもらい、雨仕舞い終了。これで一安心です。

煙突囲いが完成しました!

煙突本体が入るとどんな感じになるんだろう。仕上がりが楽しみです!