造作仕事 盛りだくさん(°▽°)

どーも!大工のていちゃんです。

先日、O様邸リフォームが終わり、今年最後の現場としてY様邸をやらさせていただきました。

社長が、造りものがたくさんあるので、やり甲斐がありますよ!と言われた時は、大変かも知れないけど大工の腕の見せ所だなと思いました。

始まったのは12月も中旬になろうとしていた頃。終わるかずっと心配でした。

一緒に現場に行くことになった大工の下斗米さん。とにかくやるだけはやってみようということで何とか昨日29日仕事納めの日に養生まで剥がして大工仕事終わらせることができました。

洗面所には洗濯機衣類乾燥機置き場付きの洗面台カウンター

和室には収納付きのベンチやTVカウンター

キッチンには収納付きのキッチンカウンター

2階や和室にクローゼットや可動棚

などとにかく造るものがいっぱいでした。

 

中でも自分が手間を掛けたのはキッチンカウンターで、社長の設計で足元に照明の付いたお洒落なカウンターです。

電気屋さんと造りながら照明を取り付けてもらわないとやりづらくなっちゃうよねという事で、お互いに気にかけながら進めていきました。

ライトアップするといい感じですよね^_^

照明器具を下に取り付けた為、両側の板で収納を支えるので鴨居と敷居が下に垂れないように工夫しなくてはなりません。

通常部屋の敷居は床に付くように上に持ち上がらないよう木表を上に向けて使います。

この場合その使い方をすると、いくら敷居の下に力木(ちからぎ)を入れても垂れてしまいます。

で、逆に使ってみようと思い木裏には溝を突いてみました。

鴨居は通常通りの木使いをして収納内部のシナランバーの箱と雇いざねで連結しました。

敷居は下の照明器具の点検できるよう床を取り外しできるようにということなので、雇いざねで連結できません。

その溝を利用して床受け材を造ってはめ込みました。

半分シナランバーを切り欠いて乗せることにしました。

一ヶ所一ヶ所、工夫しなくてはならないところがあって、仕事としては楽しかったです!

 

大工仕事の最後の日。

Y様ご夫婦から、今回大工の仕事にすごく興味が湧きました。お二人ともすごく丁寧な仕事されますね!

矢川原さんに頼んでほんとよかったです!と。

そう喜んでもらえて嬉しい気持ちで今年の仕事を締めくくることができました!

O様邸リフォーム工事終盤へ 皆に感謝です!

どーも!大工のていちゃんです。

 

10月から始まったO様邸リフォーム工事。

大工工事が先日終わりました!

 

大工工事も終盤に差し掛かり、お客様が購入予定のテレビボードの上に神棚を置くための棚を造って欲しいと、O様のご主人からご主人自身が考えたイメージ図をもらいました。

わかりやすい図を書いてもらえたのでイメージはすぐわきました。

壁も天井も石膏ボードが貼ってあるし、どういうやりかたで取り付けようかを考えて、材料加工をして造り始めます。

長さが3メートルで幅が60センチメートルで厚みが3センチメートルの棚なので、それなりに重いのでしっかり止めないと落ちて来てしまいます。

これはビスで止めるしかないなと思いました。

自分的には、いかにもビスで止めましたていう仕事をしたくなかったので、こんな風に考えました。

壁に棚受けとなる材をL型に加工してビスで取り付けます。

その上に棚を乗せ

最後ビス止めした部分に薄い木をはめ込みます。

材料が集成材なのでこんな感じで1本の材料に見えてわからなくなります。

吊り木と天井に見切り材をつけて完成。

造ったあとご主人から思ってより立派なのが出来たね〜。と喜んでもらえて良かったです。

 

一時、矢川原の大工さん全員で現場を進めたりと、どこをやってもらおうか、材料を加工しておかないとやることがなくなってしまうとか、自分の作業をやりつつ他の大工さんの事を気に掛けながらメチャクチャ考えることとやることがあって忙しかったけど、大工工事が終了しました。

大工さん一人一人に感謝です!

最後にO様の奥様、

毎日かかさず、職人さんたちに10時、3時にはお茶の用意とたくさんのお茶菓子。昼には職人さん全員分の温かい味噌汁。本当に本当にありがたかったです!

この場を借りてお礼申し上げます!

あとご主人。

最後、今度、遊びに来なよ!と言ってくれた時、O様邸を担当できて良かったなと思いました。嬉しい気持ちでいっぱいです!