歴史を感じます。

先日亡くなった祖母の遺品整理に実家へ。

実は幼少期のアルバムが行方不明の私。
処分してしまう前に、
祖母のアルバムから一緒に写っている写真を譲り受けに。

さすが内孫、一緒に写った写真、かなりありました(*^-^*)
七五三や海水浴、一緒に行った家族旅行の写真。
幼少期、亡くなった祖父がすごくかわいがっていてくれたそうで、
祖母だけでなく、祖父との写真も沢山。

そんな中で見つけたお宝写真をいくつかご紹介。


1枚は『このサッカー少年は誰でしょう?』

社長です!!
それも亡くなった祖母が試合の応援に来ているという貴重な写真。
弟(社長)はかなりのばあちゃん子でしたので、
かわいくて仕方なかったのではないかと思います。


そしてもう一つの貴重な写真は、
矢川原の歴史を感じさせるものです。

現在は山田小学校の隣にある会社も、川越に来たばかりの頃は、
現在新しい展示場となっている場所にありました。
自宅兼会社の隣に作業場。

昭和44年ですから、まだ私も生まれる前の話。
写真もカラーだけでなく、モノクロもあり、
レトロ感ありますよね。


ちなみに左下の写真の人が私たちのおじちゃん、
矢川原の創設者です。

それからこの地で50年以上、
話には聞いていましたが、実際に写真で見ると、
よくやってきたなぁー、矢川原と末永くお付き合い頂いている、
お客様方のおかげだなぁーと思います。

これからも地元で頑張って行きますので、
よろしくお願いします。

大正11年、埼玉県で初めて市が誕生『川越市』

大正11年に誕生した川越市。
それから100年を得て令和4年、市制施行100周年を迎えました。

川越市で生まれ川越で育った私。
大好きな町『川越』のお祭りといえば川越祭り。

子供の頃はよく友達と行ってましたね。
バス通り沿いの蓮けい寺はお化け屋敷や射的等もあり、
子供たちのたまり場となっていました。
懐かし~(*^-^*)

出店は高いし、人混みはすごいし、
大人になってからは好んで近寄らなかったのですが、
100周年もあり、久しぶりに祭りの感じを味わいに♪
主人と散歩がてら行ってきました!!


今年は山車が29台出ているとかで、交差点は激混み。
でも、マックス4台の山車の『ひっかわせ』見ごたえありましたよ。


末広町の山車に『鳶柳久保』の提灯を見つけ、駆け寄る。

数カ月前に亡くなられた鳶の柳久保さん、
(矢川原の基礎工事屋さん)
時々事務所に顔を出してくれて、
川越祭りの話してくれたことを思い出して( ;∀;)
せめて100周年をこの山車に乗ってできたらよかったのに、
と心から思いました。
柳さん、天国から見てたかなー。


久しぶりにじっくり山車を見たり、
普段行かない裏道を散策したり、
おまけにいつも車で通りながら気になっていたマロンソフトも、
やっと食べることができて満足(*^-^*)
楽しかったです。

イケダコーポレション主催セミナーに参加してみました!



2022年7月号かわら版でご紹介させていただいた、
ドイツ・スイスからの自然素材の建材を輸入している会社、
イケダコーポレーションが主催するセミナー。

『循環×温故知新セミナー』

「手軽に・簡単に・安く」という戦後の「物質的な恵み」が多い生活の中で「精神的な恵み」が乏しくなっている現在の人々にとって、どんな要素が住宅には必要でしょうか?
第一部 
棚田に古民家を再生し、美しい村での暮らしを提案している
小さな地球代表 林良樹氏 
第二部
自然素材にこだわり、知識を積み上げながら家造りに真摯に向き合う、
住宅への想いを語る 獅子倉工務店 獅子倉欣治氏

植物と土の中の微生物の関係、自然の凄さに感動したことがきっかけで畑をはじめ、より自然な環境や、精神的な豊かさを求める気持ちが強くなってきた私は、
このセミナーの内容を見て、すごく心惹かれ申込ました(笑)

小さな地球の林さんは、世界各国を旅し、
自然の中で生きる人と人が繋がる本当の豊かさを見てきたとのこと。

そんな林さんが、ある方に「日本にもそんな場所はあるじゃないか」と言われ、
訪れた鴨川。言葉を失うほどの美しい原風景と棚田。
そして鴨川市釜沼の里山に移住し、集落の方々と共に棚田を管理し、
村の人達と協力してこの地を守る。
そこには人と人との繋がり、精神的な豊かさあるんだろう思います。今は里山に暮らす、本来の豊かな暮らしを求めて、移住してくる方も多いそうです。

私も身近な友人と、自然の中で、小さくても本当の豊かさを感じられる暮らしを実現するコミュニティーを作れたらと話しています。

第二部の獅子倉工務店さんは、地元でご夫婦と息子さんとの家族経営されているとのこと、自然素材にこだわり、お客様が快適に暮らせるための耐震性や断熱性等も重要視されているとのことで、まさに矢川原と似たようなお仕事をされているようです。

このセミナーを受け感じたことは、本当の意味での精神的豊かさは家とは関係ないということ。もちろん家の性能や暮らしの豊かさも、大切なことですが。
地震の心配がない、夏も冬も快適、自分の居場所がある、どれも快適で安心で、豊かではありますが。あくまで、私たちのできることはお手伝い。お客さまにベストな環境を作ったり、家の性能だけではない部分、ふとした時にみる窓からの景色に気を配ったり。
うまく言えませんが、そこから先の豊かさは自分しだい。
どんな環境にいても、そう感じられる心ではないでしょうか。
そんなふうに感じられる生き方を、していきたい!と思います。