やり甲斐があります!(*^^*)

どーも!大工のていちゃんです。

新築現場のK様邸。まずは作業場で下準備。

磨き丸太の柱を今回は1、2階一本づつ使うので二本同時に加工しました。

矢川原での丸太柱加工の第3弾4弾ですかね(^^)

最初の時よりも慣れてスピードが上がった気がします。背割れ埋めの溝を今回はこんな定規を造ってやってみました。

あとは屋根の部材。

今回は軒先、ケラバは化粧野地を貼るので、おのずとタルキも化粧。破風板、広小舞、登りも納まり的に厚めなものを加工しなければなりません。

ひとまず現寸図。

今回は瓦屋根なので加工の前に瓦屋さんや監督と色々打合せしながらなんとか納まりを決定。

外壁面、屋根にも通気層を設けるため外壁と化粧野地の取り合いの部分に面戸板的なものも軒側も妻側もまわさなくてはなりません。

あっ、このままだと専門用語だらけになってしまい話しが難しくなっちゃいますねσ(^_^;)

ざっくり言うと屋根を造るだけでも色んな形の部材が必要になります。

なので通常よりも手間がかかります。

これは化粧タルキ。削って面を取るだけだったら簡単ですが、化粧野地の部分を切り欠いてみたりタルキの木口を揃える為、斜めに加工したりと色々やりましたが、下準備終了。

無事に上棟しました! 

磨き丸太の柱は

下から軒先を見ると

 

面戸板的ものは

こんな感じに納まりました。

現場はスタートしたばかりですが、以降も続けて頑張っていきます!

新築現場スタート前のひと休み(^-^)

どーも!大工のていちゃんです。

5月連休明けから上棟し木工事のスタートするK様邸。僕が担当することになりました^_^

連休前から作業場で下準備をやっておき、休みに入ったわけですが、休み中も何となく気になってしまうんだよなぁ〜σ(^_^;)

最近はプレカットが普及して、ほぼ墨付けはやらなくなってしまいましたが、墨付け刻みをしていた頃よりは全然気持ち的には楽になりましたよ。

今回は久しぶりに少し大きめな家で屋根も化粧タルキ、化粧野地を使います。内部には2本の磨き丸太の柱も使い、以前住まわれていた家にあった槐(エンジュ)の柱も使うといった造り。

図面をもらって、どの部屋もすごく凝っていて、やり甲斐があるなぁ〜って感じを受けました。

その話は次辺りのブログで。

休み中は実家に1泊してきたくらいで、これといった所には出かけませんでしたが、連休最終日珍しく家族5人揃ったので、川越蔵造りの町並みを散策しに行ってきました。

さすがにGW中もあって、かなり人で賑わっていました。

矢川原に入社してからはここを車で通ることが結構増えましたが、歩いてみると小江戸の雰囲気が味わえてなかなかいいもんですね^_^

子供たちがお腹が空いたというので何かないかなと歩いているとショコラ屋さんを発見!

大人は、おこぼれで充分なのでチョコレートソフトを3つ購入。

美味そう!でも…

僕はここから後を食べました(・_・;

たまには甘いものもいいですよね!

あとはウインドウショッピングを繰り返すと

招木まねぎ発見!

下屋などの屋根が外壁から飛び出しているときの棟木を納める方法で、今回担当するK様邸でも招木があるので参考までにパシャリ!

職業柄どうに造って納めているんだろうと、つい色々なところに目がいってしまいます。

軒の部分の納まりの参考に^_^

雨が降りそうになってきたので後は菓子屋横丁に。

子供たちは好きなお菓子を購入。そんな様子を見て何だか懐かしい気分になりました^_^

おっ!これもかわら版の参考っすね!

1日かけても見切れないくらい、蔵造りの町並みには色々な店があるし、こんなキャラクターとかもいて、

歩きながら家族との時間が過ごせて良かったです♪

明日からK様邸へ現場入りで土台敷きが始まります。連休明けから頑張ろ!って気持ち切り替えます!