おかめ桜のある家

こんばんは。
田中です。

事務所から車で数分。
地元川越市山田にて、新築がスタートします。

大切にされていたおかめ桜を設計の手がかりとし、
DKの窓や2階の窓からその姿を楽しむことが出来るような家ということで、
「おかめ桜のある家」とさせていただきました(#^.^#)

解体終了時には咲いていなかったのですが、
先日、満開となっていましたヽ(^o^)丿

ソメイヨシノより少し早く咲く品種らしく、
最近の雨もあってすでに散り始めていますが、
色味の強いとてもきれいな桜です。

来年は新居からこの姿が見えることを
心待ちにしています。

散り始めた桜に見守られながら、
杭工事も終了し、明日にはやり方を行う予定。

引き続き、頑張っていきたいと思います(^_^)/

世代を超えて。

こんばんは。
田中です。

今日は、近々着工予定の現場で、
地縄を張ってきました。

地縄とは、敷地に縄を張って、
建物位置を示すことを指します。

手前に見える白い線が建物位置となります。
こういったことが始まると、
家づくりがいよいよ始まるな~と感じますね。

こちらは敷地全体の様子です。

実は、こちらの住まいは、
写真中央の家はこれから始まる建物の母屋で、
私が矢川原に入る前、今から24年前に矢川原で建てたもの。

写真右手の白い建物は、
娘さんが結婚し、今から5年前に建てたもの。

そして、今回は息子さんが結婚したことで、
新たに住まいづくりをご依頼をいただいた形になります。

世代を超えて、お声掛けいただいているということは、
喜んでいただいている証にもなるので、
何よりの自信に繋がりますよね。

ただ、今回は設計時に注意したことがあります。

5年前は、母屋から外れていたので、
あまり気にしないで建てることが出来ましたが、
今回は、母屋の前に建てることになるので、
北側に向けて屋根を下げていき、
母屋になるべく影を落とさないように配慮したことです。

こんな感じの住まいになりますよ!

太陽の低い冬でも母屋には陽が入るように意識しています。

こういった配慮は、今回は親子関係だから当然とはいえ、
もし、他人の住まいであっても、
近隣配慮として大切なことだと考えています。

誰だって、自分の家の前に壁のような住まいが建つのは
抵抗があるものです。

敷地条件等で、配慮することが難しい場合もありますが、
「法に則っているから構わない」という姿勢は、
これから長いお付き合いをするご近所様でもあるので、
あまりおススメできません。

設計とは、お客様の要望をまとめて
住まいを形作っていく行為になります。

けど、そこには法的制限も含め、配慮すべきことが沢山あります。

そのさまざまな制限の中で、お客様に喜んでいただくものを
設計するわけですから、難しいのは当たり前ですね!
でも、それが楽しいんです!(笑)

矢川原が作りたいものは、
家ではなく、「あなたの暮らし」です。

ゆっくりお話をお聞きし、
あなたの暮らしづくりを一緒に楽しんでいけたらと思います。