「樹楽の家展示場」の見学会のご報告 ~in 川越市~

こんばんは。
田中です。

昨日、一昨日の二日間。
自宅である展示場で見学会を行いました。

新型コロナの影響も考え、完全予約制での見学会。
正直、大賑わいと行きませんでしたが、
真剣に住まいづくりを考えている方にご来場いただき、
良いイベントになったかと思います。

現在、プラン打ち合わせ中の方、
そして、現在川島町で新築工事中のH様もご来場いただき、
打合せをすることが出来ました。

H様は展示場だけでなく、
キッチンに使う予定の一枚板を確認してもらうため、
作業場の方にも足を運んでいただきました。

「こっちの板(一枚目写真左側)も木目が綺麗でいいな~」と悩まれていましたが、
最終的にテーブルになることも考え、
幅の広い一枚目写真右側の板を使うことになりました!

アイランドキッチンの天板とそれに繋がるテーブルをこの板で作る予定です。
お客様にも喜んでいただくことが出来ましたよ(*^^)v

私も仕上りがとても楽しみですね~。

現場の方もだいぶ形が見えてきたので、
また近くブログで紹介させていただきます。

引き続き、よろしくお願い申し上げます。

社長の家見学会を開催します ~in 川越~

こんばんは。
田中です。

今月末の24.25日に自宅兼展示場で
見学会を開催いたします。

詳細はこちらをどうぞ。

『木の家に興味はあるけど、実際建てたあとはどうなるの?』
と疑問に思っている方にこそ見ていただきたいです。

築17年が経過したこの建物では、
ふんだんに用いた無垢の板が、飴色に変わり、
新築時より美しい姿を見せてくれています。

ここでは「木の家の未来」を見ることが出来るのです。

一枠二組までの完全予約制で、
空きはまだまだありますので、ぜひ見にいらしてください。

先日のお休みに、気になっていたシンボルツリーである
シマトネリコの剪定を行いました(*^^)v

所要時間はおよそ3時間。
脚立を上がったり、下りたりしてホント疲れました(;^ω^)

上がビフォーで下がアフター。
随分とスッキリしたでしょ!素人なりに頑張りました。

また、イベントの告知用に写真を探していたら、
5年前に植えたときの写真が出てきました。

道路からほとんど木が見えない(笑)
最初は小さかったんですね~!

この木はシマトネリコという木なのですが、
かなり成長が早い木なんです。

剪定は忙しいですが、目隠し目的にはありがたい木でもあります。
今では、2階の窓に届くほどになり、
良い目隠しとなり、室内からは美しい姿を見せてくれています。

庭木は手入れが面倒だと敬遠されがちですが、
やり始めてみると、それ自体が面白く、
季節の変化を感じさせてくれるとても大事な存在となってきます。

数年前に隣の駐車場に、庭を楽しむ小屋として「庭小屋」を建て、
ますます、庭を眺めるのが楽しくなってきています。

一本の木を植えることから始まる住まいづくり。
そんなことを考えてみるのも素敵なことだと思いませんか?

吹付断熱施工、そして気密測定 ~in 川島町~

こんばんは。
矢川原の田中です。

川島町で新築工事のH様邸。
先日、吹付断熱材の施工とその後の気密測定が行われました。

外部はこんな感じになっています。
「火のある暮らしを楽しむ」をコンセプトに
庭にはお客様お手製の焚火台があり、
建物には薪ストーブが設置されますよ(*^^)v

内でも外でも火を楽しむすまい。
ですが、薪ストーブの暖房能力だけに依存することなく、
住まいの断熱性能もしっかりと高めていきます。

Ua値にすると、この現場は0.43という数値になっていて、
これは川島町の地域区分ですと、HEAT20のG1クラスとなっています。

実は、最近地域区分の訂正が行われ、
矢川原のある川越市は地域区分6になったことで、
この数値はG2クラスに相当することになります。

この点でもかなりの断熱性能があることがわかるかと思います。

ですが、この数値がどれだけ良くても、それは計算上のものとなってしまいます。
気密測定をきちんと行い、断熱の施工精度を確認することで、
初めてその断熱性能もまた数値通りに発揮されることになるのです。

そのために矢川原では、全棟気密測定を行っております。

気密測定の機械です。
家中の窓をきちんと閉めて、内部の空気を押し出していきます。
そうすると、隙間があるところから空気が入ってきます。
室内外で生まれる気圧差を測定して計算することで、
家の相当隙間面積が導き出されます。

結果は、C値0.54㎠/㎡ でした。
これは、1平方メートルあたり0.54平方センチメートル
の隙間があるということになります。

この家は外皮(屋根・外壁・窓・床)の面積の合計面積が
330平方メートルほどになるので、
家中の隙間を一か所にかき集めると、178.2平方センチメートル。
おおよそ、はがき一枚分くらいの大きさになることになります。

大体C値が1.0以下になると、計画換気が計画通りに機能すると言われています。
そのおよそ半分になるので、
木製サッシも使用し、引違い窓も多いこの住まいでは、
この数値が出れば、満足できる結果と考えています。

そして、断熱方法であるウレタン吹付断熱ですが、

このように施工されています。
屋根には200㎜、壁には95㎜で指定して施工を依頼。
熱橋になりやすい構造金物の部分も忘れずに施工してもらいます。

はみ出した分をカットする手間賃が掛からない厚みは?と
問い合わせた結果で生まれた95㎜という厚みですが、
弊社の標準柱である4寸(120㎜)の厚みがほとんど埋まっているので、
断熱性能は数値以上のものになっているはずです。
ちょっとお得な感じですね(笑)

そして重要になるのが、写真2枚目。
筋交いの周辺に隙間が全くないところです。

一般的な断熱材の場合、この部分の施工がしにくいため、
一番気を遣うところになるからです。

構造用面材を使うことで、なるべく筋交いを減らすようにしているのですが、
弊社は基本的に許容応力度による耐震等級3を基本としているため、
どうしても外部にも筋交いが必要になってしまうことが多いのです。

そこで施工がしやすく、気密も確保できる
この工法にはメリットを感じています。

基本的に断熱材は、何を使っていても問題ではありません。
ちゃんと施工されていればよく、
それを確認しておけばよいのです。

そのための「全棟気密測定」なのです。

断熱材だけではありませんが、
今の時代は、次から次へと良いものが生まれてきます。

矢川原の使用する断熱材も次は変わっていることだってあり得ます。
ですが、きちんと施工し、その施工精度を確認し続けていけば、
お客様に喜んでいただける住まいを
提供し続けていくことができると考えています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。