火のある暮らしを楽しむ ~in 川越~

こんばんは。
田中です。

先日、内覧会の告知をさせていただいた
川越市T様邸。

テーマは、
「四季の移ろいを感じ、木々に癒される暮らし」となっていますが、

実は、もう一つテーマがあるのです。
それは、「火のある暮らしを楽しむ」ということ。

先日、ついに薪ストーブが設置されました。
今回設置したのは、スキャンサーム製フロント400。

鋳物の薪ストーブも重厚な感じで良いですが、
こちらはグッとスタイリッシュとなり、格好いいですね!

早速のその日の夕方に着火式と取り扱い説明を行いましたが、
家族そろって、ストーブの炎を幸せそうに眺めていましたよ(*^^)v

薪ストーブの炎には、
見るものの心を癒す魅力があると思います。

内覧会の際にも、薪ストーブを付けさせていただきますので、
ぜひあなたも「揺れる炎の癒し」を感じてみませんか?

26日16時枠は2組
27日9時半が2組 それ以外の枠は1組ずつで
まだ空きがございます。

まだ間に合いますので、ぜひお声掛け下さい。

そして、昨日のお休みをいただいた際には
ストーブに触発されて、ついつい焚火を1時間ほどしてしましました(笑)

寒かったけど、やはりいいですね~。
皆さんも、「火のある暮らし」を送ってみませんか?

2/26.27に内覧会を行います。 ~in 川越~

こんばんは。
矢川原の田中です。

川越市鴨田で建築中のT様邸。

お客様のご厚意により、内覧会を開催させていただくことになりました。
コロナ禍にあるので、一枠2組までの完全予約制としての開催となります。

建物のテーマは、
「四季の移ろいを感じ、木々に癒される暮らし」

「窓から揺れる木々を見るのが好きだった」という
お言葉を設計前のアンケートでお聞きし、
大きな庭ではなく、小さな庭を点在させるイメージで設計をしました。

住まいのどこにいても、庭の木々が身近に感じられるような
住まいを目指しています。

リビングに入ると、吹抜から光が差し込み、
大きな窓の先にはウッドデッキが見えてきます。
その先に木を植えることで、外からの目線をかわしつつ、
日々、木々の緑に癒されることが出来ると考えています。

ウッドデッキは4.5帖分の広さを確保し、屋根をかけることで
雨でも安心して使える空間になるようにしてあります。
今回はベンチも造作してありますよ(*^^)v

施主であるT様は造園業を営んでいるので、
ご提案こそしたものの、造園については最終的にはお客様にお任せする形です。

本業もあることから、残念ながら内覧会に間に合わない可能性もありますが、
どんな庭になるのかは、私も凄く楽しみにしている立場なんです(笑)

キッチンからは、PCコーナーの窓を通じて外を見ることが
出来るようになります。

そして、この素敵なカウンター材は欅の板なんですが、
T様の家に置いてあったものを支給してもらい、
弊社の大工が加工して取り付けたものになります。
玄関框や階段手すりなど、あちこちに使ってあるんですよ!

食洗機は、ミーレ製。
高い洗浄力と大容量がポイントで
一日の食器をすべてまとめて洗えるほどの容量があるそうです。

一日の最後に起動させればすべてきれい!
「食器洗いから解放されます!」なんて謳い文句が・・・、
どうなるか楽しみですね(*^^)v

食洗機の隣の空きスペースは、ゴミ箱置場となります。
シンク下とすることで、生ゴミの処理が楽になるのが嬉しいところ。

洗面・洗濯室にも奥さまのこだわりがいっぱい。
キッチンからの動線を確保し、
造作家具がずらりと並び、ガス乾燥機「乾太くん」の置場も確保。
そして、ここは室内干しスペースにもなるのです。

「乾太くん」の隣には、洗濯機と余洗い用のシンクもあり、
洗濯・乾燥・物干し・畳むという作業がここで全て完結することになります。

この部屋の奥に脱衣室があり、その奥にはご主人のこだわりである
ハーフユニットバスに壁・天井に桧を貼った浴室が出てきます。

T様のこだわりが随所に見えてきますね。

2階の洗面台も造作とし、壁にはタイルをあしらって
素敵に仕上がっていますね。

子供室からは、自宅の松の木の向こうに山並みを見ることが出来ます。
夕陽が綺麗ですね~(#^.^#)

他にもご紹介したいところはたくさんありますが、
とりあえずこの辺で・・・。

予約状況は現時点で、26日(土)は16時~からの枠、
27日の枠は、1組入っているところはありますが、
全ての枠で空きがある状態です。

お客様のこだわりがいっぱい詰まった住まい。
見ることが出来るのはこの二日間のみとなります。

ぜひ、見にいらしてください。
皆さまからのご連絡をお待ちしております。

天井には照明をつけない?

こんばんは。
矢川原の田中です。

自宅兼展示場では、
内装工事も終了し、器具付けが行われました。

早速暗くなってから、
照明計画を確かめに現場に行ってきましたよ(*^^)v

こちらは、階段を上がった場所から2階リビング方向を見たところです。

ダイニングテーブルがないので、少しイメージしにくいかもしれませんが、
勾配天井のダイニングと小上がりの畳リビングが広がっています。

お気づきになるでしょうか?
天井に一つも照明がついていません。

あるのは、ダイニングのペンダントライトとTV台下の床を照らす間接照明。
そして、畳リビングのブラケット照明のみです。

少し暗い感じになりますが、
落ち着いた照明計画になったかな~と捉えています。

住宅デザイン学校で学ぶ建築家「伊礼智」氏。
その著書で照明計画についてこんなことが書かれています。

「灯りの重心を低くすること」・・・と。

一般的な天井付けのシーリングライトは空間を均一に明るくしてしまうため、
空間のメリハリがなくなってしまい、かつ灯りの重心が上がってしまうことに
繋がるのです。

背の高さ、目より下の位置、足元に灯りを付けることで、
重心を下げることを常に意識しているのだそうです。

こちらは、リビング側からキッチン方向をみたものです。
キッチン以外は全て壁付けの照明器具を選択しています。

天井の板張りが実にきれいに見えてくるのが
よく分かるかと思います。

こういった照明計画には、もう一つ理由があります。

暗いところにいると、
灯りがあるところに行きたくなる気持ちになりませんか?

灯りの灯る場所は、人の「居場所」になるのです。
均一にどこもかしこも明るくなると、逆に居場所がなくなってしまうとも言えます。

そして選ぶ照明器具もシンプルなものばかリにしています。

もちろん照明器具そのものの存在を楽しむ場面もありますが、
建築家「吉村順三」氏の言葉にこんな言葉があります。

「欲しいのは照明器具ではなくて灯りである」

凝った照明器具は存在感がありすぎて、
空間そのものを損ねてしまうことになりかねないということを
指しているのです。

この言葉は、自分にとってすごく印象深い言葉で、
大事にしているものでもあります。

空間を構成する床や天井の木材、壁の漆喰やタイルなどの
素材感を活かしてくれていると感じています。

こういった照明計画を暗いと感じる方もいると思いますが、
食事やリビングで寛ぐ場所にはそれぞれに必要な明るさがあるので、
実際にはそう感じることは少ないと思います。

この自宅兼展示場では、そんな体感もしていただきたいので、
夜の時間もご案内する機会を設けたいと考えています。

ご希望の方はぜひ見学の申し込みをしてください。