近くの庭と遠くの山並みを楽しむ住まい ~in 坂戸~

こんばんは。
田中です。

先週末に見学を行った坂戸市A様邸。

多くの方にご来場いただくことが出来、
ご来場いただいた皆様それぞれの視点から、
建物をゆっくりと見ていただくことが出来ました。

見学会にご協力いただいたAさま。
本当にありがとうございました<m(__)m>

テーマとしたのは、「庭と共にある暮らし」。
近くの庭と遠くの山並みを楽しむ住まいを目指しました。

見学会前日にわずか5本ですが植えたことで、
何とか近くの庭を造ることが出来ましたね(;^_^A

わずか5本でも、住まいの雰囲気が随分と変わったのが分かるかと思います。
植栽は住まいにとって、本当に大切です。

庭にはモミジとアオダモの2本を植えました。

窓の近くに木が植えられることで、
遠くの木々をより身近に感じられますね。

この住まいは、リビングの大きな吹抜を中心に1,2階が繋がりを持ち、
そこかしこに心地よい居場所ができるように設計しています。

障子の奥にある小上がりの和室。
階段下を使った書斎コーナー。
2階ホールやヌックは、遠くの山並みを楽しむ場所でもあります。

2階ホールの出窓はベンチにもなっていて、ひじ掛けを造作。
これは、サッシの存在感を少なくする狙いもあります。
見学会に来たご夫婦に登場してもらいました(笑)
*掲載許可は貰っております。

断熱性能はHEAT20G2クラスでUa値0.46
気密性能は、0.5㎠/㎡

許容応力度計算で耐震等級3も確保。

確かな性能と合わせ、住み心地の良い住まいをご提供することを
大切に住まいづくりに取り組んでおります。

皆さまのご感想などをお聞かせいただければ、
とても嬉しいです。

隈研吾設計 角川武蔵野ミュージアム

こんにちは。
田中です。

先日お休みをいただいた際に、
国立競技場を設計したことで有名な「隈研吾」氏設計の
角川武蔵野ミュージアムに行ってきました(*^^)v

場所は所沢市になります。

不思議な建物ですね~。

私は住宅しか設計できないので、
この規模になると正直わからないという表現が一番しっくり来てしまうのですが、
圧倒される存在感は感じることが出来ます。

でも、一番思うのはこういった形状のこんな複雑な建物を
どのように図面に書いて、どう指示したら現実のものになるのかといった
現場に寄った考え方になってしまいます(;^_^A

自分ではまず想像するら出来ないものを
現実にしてしまうことに、建築家としての凄さを感じますね。

そして、角川武蔵野ミュージアムのなかで、
室内で一番よく目にするのはこの「本棚劇場」ではないでしょうか?

何層にも吹き抜けとなっている本棚で埋め尽くされた空間で、
本そのものがデザインとして成立しています。
なんかワクワクする空間でしたね。

そして、ここで行われるプロジェクションマッピングも
実際の本棚に合わせて映し出されていて、中々迫力ありましたよ(*^^)v
一見の価値ありだと思います。

その後、外のカフェでちょっと一息。

私にはこういった空間が一番合ってますね(笑)
やっぱり落ち着きます。

この角川武蔵野ミュージアムは、
かなりの広い分野に渡った図書館でもあり、
本や小説、映像といった文化を紹介する場なのですが、

その建築的な評価の高さがあることに起因するのか、
お土産コーナーに建築用の1/100模型が置いてあり、
私の心を鷲掴みにしたものがありました。

これです。

テーマはキャンプ。
テントにタープ、バーベキューコンロに椅子。
釣り人や奥にはクマまで(笑)

この風情にやられてしまい、
滅多にしない衝動買いをしてしまいました(;^ω^)

今度、お客様のプレゼンの庭にでもおいてみようかな~(笑)

建築に興味のない方にも楽しめるので、
宜しければ、ぜひ行ってみて下さい。

ソトとつながる平屋のような2階建て ~in 坂戸市~

こんにちは。
田中です。

坂戸市で新築中のA様邸。

工事は順調に進んでおり、内覧会の日程が決定いたしました(*^^)v
6/25(土).26(日)の二日間で行います。

お客様のご厚意で行える二日間限定公開です。
A様、ご協力本当にありがとうございます。

いい雰囲気になってきていますので、
ぜひ見ていただければと思います。

今日のタイトルは
「ソトとつながる平屋のような2階建て」。

こちらの現場は、パッと見では平屋のようにも見えますが、
実は2階建てで、2階部分はホールと主寝室として活用しています。
わずか1畳サイズですが、秘密の隠れ家があるのは見てお楽しみに(笑)

周りの建物と比べても小さいですね~。

2階部分は、歩くところこそ普通に歩けますが、
端に行くと頭が当たってしまう高さです(笑)

ですが、その低さが外観の安定感と内部の落ち着きを
生み出してくれています。

勾配天井のリビングから奥の階段を上っていくと
2階のホールに繋がります。
階段手摺は、アイアンで作ってありますよ。

ここが2階のホールです。
将来的に仕切ることも出来るし、
このまま活用していくことも出来ます。
奥に緑が少し見えていますね。

メインとなるホールの出窓から見える景色がこちら。
遠くの山並みがとてもよく見えています。
夕陽が沈むときなどは、きっと綺麗でしょうね~。

ここでのんびりとした時間を過ごすことが出来るような
居場所をつくりたいと考え、この住まいを設計しました。

出窓は座れやすい高さにして、
ひじ掛けになるような手摺を内側に造作。
サッシの存在感を減らすための工夫にもなっています。

この山並みは1階の書斎からも楽しむことが出来ます。

リビングや小上がりの和室からは借景を取りこみつつ、
これから植栽を施していく予定です。

現在、ウッドデッキも造作中。

お客様が手作りを予定されている囲炉裏を囲む時間や
植栽・借景を活かした緑を楽しむ時間などを大切にする
「庭と共にある暮らし」をテーマに掲げています。

見学会の内容はこちらとなりますので、
ぜひ見にいらしてください。