こんにちは。
田中です。
川越市宮下町で改装工事中だったSさま。
工事もやっと形になり、大きく変わった内部は
別の機会に改めてご報告したいのですが、
その前に外部のちょっとした工夫をご紹介。
傷みが出てしまい、すき間風がはいるようになってしまった
20年前の木製サッシ。
これを改装工事にあたり、
断熱性能の高い樹脂サッシに交換することになったのですが、
どうにもシャッターボックスが格好悪いのです。
設置後、私が見ていた脇で、
S様ご主人も「シャッターボックスって目立つね…」とポツリ呟いてました(;^_^A
そこで、元々外壁は板張りで木製サッシが納まっていた場所でもあり、
はね出したベランダによりほぼ雨もかからない場所なので、
シャッターボックスを木材でお化粧することにしました。
6尺(1.8m)の壁と6尺巾の掃き出し窓2ヶが並ぶ場所でもあったので、
杉の板をシャッターボックスの前に留めてあります。
ビス留めにしてあるのは、シャッターボックスを開けて
メンテナンスを簡単にできるようにするため。
ついでに壁の間口すべてに木を貼る形にして、
換気扇のダクトカバーも一緒に隠してみました(*^^)v
サッシの間口に合わせて、
化粧板もそれぞれに分けて留めてあるので、1人でも外せますよ。
トータルで1日くらいの簡単な工事。
小さな工夫ですが、外観のイメージとしては大きな差が出ましたね。
新築の場合、方法は多数ありますが、
リフォームだと現状に合わせて考えざる得ないので、
上手くいくとうれしいですね!
現場での気づきやちょっとした自身の気持ちを放置せず、
小さな工夫を積み重ねて、よりよいものを作っていけるように
頑張っていきたいと思います。