セルロースファイバーの施工準備

こんばんは
田中です。

川越市S様邸では、
セルロースファイバーという断熱材の施工が始まっています。

まず最初に屋根下地である垂木の下端にシートを貼ります。

これは、垂木と垂木の間を通気層として使うため、
断熱材で塞いでしまうことのないようにするためです。

これは屋根の一番高いところの写真ですが、
垂木間を通る空気をここから排気するためです。

雨が入ることがない構造となっていて、
最後に板金をかぶせるとほとんどわからなくなってしまいます。

垂木下端のシートを張った後に、
こんどは断熱材のための下地を作ります。

写真右上の木材がそれです。

そして、この下地の下にもう一回シートを貼って、
その後にセルロースファイバーを吹き込んでいきます。

各工程を順序良く行っていかないといけないので、
正直手間が掛かる工事だと思います。

ではなぜ、この断熱材を使用するのか?

それは、断熱材の特性として、
同じ断熱性能の断熱材と比較して、熱容量が高いことが挙げられます。

熱を蓄える機能が高いということで、熱を通す時間が長くなるということです。

屋根に200㎜断熱材を施工すると、
昼2時に熱せられた断熱材が、熱を通すまで7.8時間必要になるそうです。

ということは、夜10時なっているわけで、
当然、外気温度は昼間よりずっと下がっています。

結果、室内ではなく、もう一度外気側に熱が放熱されることになり、
室内側の温度がより一定に保たれやすいという結果になるそうです。

なので、外壁はもちろんなのですが、
屋根や天井に使用するのを特にお勧めしたい断熱材と言えます。

こちらの住まいでは、この断熱材を屋根に200㎜
壁には100㎜の厚みで施工いたします。

熱容量以外にも、調質性や防火性・防音性にも優れており、
ホウ酸を使用することで、人体には無害なのにシロアリ対策にもなるんですよ(*^^)v

施工に手間が掛かることもあり、コストは通常の断熱材より高くなりますが、
とても魅力的な断熱材だと考えています。

そして、原材料は古紙でできています。
紙ですから、元をたどればパルプ、つまり木でできている断熱材なのです。

樹を楽しむ住まい「樹楽の家」矢川原としては、
そりゃお勧めしますよね(笑)

ただ、気密施工にもとても気を遣うので、気密測定はいつもドキドキです(;^_^A

セルロースファイバーについては、
他社さんのサイトですが、とてもわかりやすく書いてあったので、
リンク張ってみますので、興味のある方はこちらをご覧ください。

そんな断熱材を使用する現場は、

外部も外壁の下地まで進み、
GW明けからは外壁の塗り壁の施工へと進んでいきます。

足場が取れるのが待ち遠しいです。

現場の様子は、またご紹介しますので、
今後ともよろしくお願いします。

窓からの景色 近景と遠景をつくる

こんばんは。
田中です。

最近一気に暖かくなって、
まるで初夏を感じさせるような陽気になっていますね。

先月から住み始めた自宅兼展示場では、
木々の葉を開き、新緑がとても心地よいです。

4月上旬に咲いていた
カネコゲンカイツツジのピンク色が終わり、

今は、シロヤマブキの可愛い白い花が咲いています。

玄関先のアオダモの木はキッチンからピクチャーウィンドウとして、
美しい緑を見せてくれています。

最近見つけたちょっとお気に入りの景色はこちら。

毎日頑張ってくれている愛車が、
森の中にいるみたいで気に入っています(#^.^#)

窓の先に緑があることで、景色が形作られて、
視線が外へと誘導され、家の中からの広がりをより強く感じるようになります。

この2枚の写真は、来月末まで期間限定展示場とさせていただく、
松江町のY様邸の写真。

木製フェンスをつくることで、駐車場利用者からの目線を避け、
フェンスの手前に小さな庭を作ることで近景とし、
その奥の隣家の瓦屋根と立派な松とモミジを借景として遠景を作っています。

近景と遠景があることで、より距離感がある空間に感じることが出来るのです。

このわずかな空間により、リビングで安心して
心地よい時間を過ごすことが出来るのです。

矢川原が作りたいものは、
家ではなく、「あなたの暮らし」です。

私たちと一緒にあなたの暮らしづくりをしてみませんか?

 

知的戦闘力を高める 独学の技法

こんばんは。
田中です。

今日は本のお話です。
いつもながらで恐縮ですが、
私のアウトプットにお付き合いください(笑)

今回読んだ本は、
「知的戦闘力を高める独学の技法」という本です。

勉強はしたけど、
「身につかない」
「覚えていない」
「使えない」
となってしまっては、意味がない。
得た知識を活かすには、どのように学んだら良いのかを知りたくて
この本を手に取りました。

正直難しい・・・(;^_^A
出来る!とは言い切れませんが、
知ることで、行動し、一歩でも前進していければ良いと思います。

まず、ビフォー。
この本を読む前の私は、
勉強はしているものの、それに必要な手順があるとは考えておらず、
その時、必要と感じるものをなんとなく手に取る傾向にあった

この本を読んでの気づきは、
知的戦闘力を高める手順として、

①戦略
どのようなテーマで知的戦闘力を高めるのか決める必要がある
②インプット
 戦略の方向性に基づいた情報をインプットする必要がある
③抽象化・構造化
インプットした知識を抽象化したり、他の物と結びつけることで、
自分なりの示唆・洞察・気づきを生み出す
④ストック
③を整理して保存し、必要に応じて引き出せるようにする

これらの手順が大事だと気づかされました。
そして、インプットの量ではなく、密度を高めることが大事であること。
何より「何をしないかを決めることが大事」とあります。

今後どうしていくのか? TO DO としては、

まず戦略のテーマは「工務店経営を円滑に進めること」になるわけで、
それに伴うインプットが必要となる情報がなにか?・・・と考えていくと、

ざっと思いつく限りだけでも、
設計力のアップ、法令の変化・断熱・気密・防水・結露などの建築知識、
ローンを始めとするお金の知識、経営の在り方、
マネジメント、SNSを始めとする情報発信、
同業種の諸先輩方はもちろん、他業種の方との交流などなど・・・

多岐に渡ることがわかります。
ただ、これらはやるべきことであって、
何をしないのかは、まだ見えてない状況です。

鍵になるのは、③だと考えていて、
年始に弊社かわら版で自分の仕事を「言語化」するということを書きましたが、
これは得た知識でも同様で、自分なりの言葉で整理すること、
自分に置き換えたときに実際に何になるかを常に考え続けていくことですね。

これがそのまま④のストックにつながっていくことになると感じました。

まずは、考え続けることをやっていきたいと思います。

そして、この本の中で、面白いと感じたのは、
戦略のテーマを考える上でのジャンル選びは、
「自分がすでに持っている」を起点とする
「自分が当たり前だ」と考えているものにこそ、他者との差別化のポイントがある!

という言葉でした。

これもぼんやりとしてしか見えていないのですが、
今後、常に頭に入れておいて、物事に向きあっていきたいと考えています。

私と話をしていて、
「この人のこういう所がいいな」と思うポイントがあったら教えてくださいm(__)m
もしそれが、「私にとっての当たり前」だとしたら、
それが答えなのかもしれません(笑)

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

庭と家具が住まいをつくる

こんばんは。
田中です。

川越市松江町で建築中のY様邸。
ついに完成し、明日から内覧会を開催します。

まず第1弾として、4/19~4/27までの9日間の開催。
そしてGW明け5/7から5月末くらい(まだ未定)まで、
約1か月の間、期間限定展示場の形で公開していく予定です。

完全予約制となるので、見学を希望される方は、
弊社ホームページの下記リンク先よりお申し込みをお願いします。

4/19-27 「川越市街にたたずむ蔵のある家」完成見学会 in川越市松江町 | (株)矢川原/「樹楽の家」川越で夢を叶える注文住宅・リフォーム

明日からの見学会に向けて、
つい先日造園を行い、本日家具を搬入しました。

「庭と家具」
これらがあるとないのとでは空間の質が全く異なります。

こちらは造園前と造園後の姿

窓からの景色も一変します。

家具により、
家の中に「暮らし」が浮かび上がってくるのです。

建物を見学する際には、
椅子やソファに必ず座ってみてください。

そこから見える景色に設計をする人間の意図があるのです。

家事動線はもちろん大切なのですが、
人は家の中で立ちっぱなしでいることはほとんどありません。

多くの時間を座って過ごしているので、
そこでの時間を大切にしたいと思い、設計に向きあっております。

先に述べたとおり、来月まで期間限定展示場として、
ご予約をいただいた方には、誰でも見学可能です。

興味を持ってくれた方は、ぜひお問い合わせください。
皆様からのご連絡をお待ちしております。

 

縦と横の広がりをつくる

こんばんは。
田中です。

川越市石原町で新築中のS様邸
「4匹の猫とたくさんの本に囲まれて暮らす家」

外壁の構造用面材が貼られ、サッシが付いたことで
だいぶ空間イメージが出来るようになってきました。

外部はこんな感じです。
今はもう少し進んでいますよ。

内部では断熱材を施工する前に屋根の通気層を確保するための
シートが施工されています。

外部は構造用面材にも気密テープを施工します。

少しでも気密性能が確保しやすくなるように、
出来ることは地道にやっていきます。

内部から見ると、こんな感じです。

コーナーに窓が配置されているところは、
リビングのソファが置かれる場所で、
奥の小窓の前にダイニングテーブルが設置されます。

ダイニングテーブル側から見るとこんな感じです。
左側の窓のところにテーブルが置かれます。

ご提案した際の手描きパースはこんな感じ
リビングパース

この住まいは、敷地30坪に延床面積28坪となっていて、
北西の2面道路で、東と南には隣家が迫っています。

年齢から最終的には平屋生活も視野にある中で、
いかに採光・通風を確保するかが大事なポイントでした。

そして、4匹の猫が脱走しない様に
掃き出し窓は使わないというのもポイントの一つですね。

計画としては、視線の抜けがある南西の角に小さな庭を作り、
そこをL型に囲むように住まいを配置。

リビングスペースは、庭に面して大きな窓を付けることで、
横方向の視線の広がりを意識しています。

そして、ダイニングの手前に3畳分の吹抜を確保することで、
縦方向の視線の広がりを確保し、そこから光を取り込む計画としています。

住宅密集地では、どこから光を取り込むかや
視線の抜けがどこにあるかが重要で、吹抜は効果的な方法なのですが、
人の目線は、上にばかり伸びると幅が狭く感じることがあるので、
この住まいでは横方向の広がりも意識してあります。

窓の先に作る「小さな庭」が窓辺に潤いを与えてくれるはずです。

完成はまだまだ先ですが、完成が楽しみですね~(#^.^#)
経過は、少しずつ紹介していきたいと思います。

引き続き、よろしくお願いいたします。

娘の入学式

こんばんは。
田中です。

4月8日に長女の小学校の入学式に行ってきました。

桜は満開。気温も高く、最高の天気に恵まれました(#^.^#)

娘の通う学校は、私が通った母校であるので、
校舎には当時の面影が残る場所も多くあり、とても懐かしく、
そこに自分の娘が通うことに、なんとも感慨深いものがありました。

矢川原の事務所は、学校の目の前にあるので、
何かの際には私が対応することもできるので、安心感もあります。

実は、2階からウチの事務所がよく見えるんですよね!

甥っ子もこの学校に通っていたので、
事務所から出てきた私に
校舎の窓から大きな声で、「おじちゃ~ん!」と呼ばれたことを
なんとなく思い出しました(笑)

これから始まる娘の6年間の小学校生活。
楽しく、実りある日々となることを祈るばかりです。

父ちゃんも頑張るから、一緒に頑張ろうな!

「お前もここで遊ぶんだろうな~」

こんばんは。
田中です。

所沢市のS様邸。
大工工事は順調に進み、内部のボードが貼り始められています。

一気に家っぽくなってきますね(#^.^#)

そしてロフトへの階段がついたことで、
S様にも打合せの時にロフトに上がってもらいました。

顔出しはちょっと・・・ということなので(笑)
ぼかし&後ろ姿でご登場してもらいます(^_^)

ロフトに上がり、胸に抱いたわが子に向けて、
「お前もここで遊ぶんだろうな~」と語りかけているシーンを見ていて、
胸がジーンとしてきます。

矢川原が掲げる住まいづくりのコンセプト
それは、作りたいものは家ではなく、「あなたの暮らし」というものです。

それぞれの住まいにそれぞれの家族の暮らしがあって、
S様がそこに想いを馳せてくれていることがめちゃくちゃ嬉しかった!

お引渡し後に遊びに行くのが今から楽しみです!

設計段階で、ご提案した時の手描きパースがこちら
だいぶ近づいてきたでしょ!

板の方向は、より遠くに視線が伸びるように変更したので、
パースとは変わります。

パース右側の絵の実際の様子がこちらです。

階段を上がって、すぐ目の前に広がる景色がこちらで、
2階リビングならでは解放感ですね。

屋根の形がそのまま空間として活用されるので、
2階の床に穴をあけて吹抜とするより、効率的と言えるかもしれません。

とはいえ、2階リビングなどの提案は
敷地を読み解く際に、様々な状況を鑑みてご提案いたします。

実際、現在川越市で建築中のもう一人のS様邸は、
1階リビングとし、3畳ほどの吹抜を設けて、
採光や通風、暖気・冷気の流れを考えて設計しています。

そちらについては、また改めてご報告できればと思います。

こちらの現場も内覧会を予定していますので、
興味を持っていただけましたら、ぜひご連絡くださいね。

 

小さな庭をつくる

こんばんは。
田中です。

今日は寒い日でしたね~。
家に帰ったら久しぶりに薪ストーブに火を入れたいと考えています(笑)

さて、本日雨の降る中ですが、
深谷市にある花園植木センターに行ってきました。

もうじき完成となる松江町のY様邸は、
貸駐車場の一角に建物を建てていることあり、
駐車場利用者の視線を気にせずに暮らすことが出来るようにするのが、
とても重要になってきます。

今はこんな感じです。丸見えですね(;^_^A

そこで、ウッドフェンスで視線を遮りつつ、
その内側に自分たちはが楽しむことのできる
小さな庭を作ることになっています。

本日は、そこで使う樹木の選定に行ってきました。

ここは大きな敷地にたくさんの木が植わっていて、
自分で大きさや樹形、そして値段も見ながら選ぶことが出来るのです。

あいにくの雨ですが、
木を見ているのはとっても楽しい!

あれもこれもと目移りしてしまいますね(笑)

常緑樹は、目隠しとして通年で機能してくれるし、緑をずっと楽しむことが出来る
落葉樹は、新緑や紅葉を楽しむことが出来て種類がとっても豊富。
冬には目隠し効果は少し落ちますが、樹形を楽しむことが出来ますよ。

私はやっぱり季節を感じることのできる落葉樹が好きですね~(#^.^#)

候補になったのは、ソヨゴ、イロハモミジ、下草として雪ヤナギ。
他にもナンテンやゲンカイツツジなどを選んできました。

木を植えるスペースはおよそ2畳くらい
決して広いというわけではありませんが、
リビングから楽しむにはちょうど良いサイズですね!

庭木を植えるというとどうしても手入れを考えてしまい、
二の足を踏む方が多いです。

でも、庭木があるとその空間の質が数段上がりますよ(*^^)v

2つを見比べると、全く違うと思いませんか?
これだって、わずか数本の樹木や石、下草だけでなんですよ!

庭や木は、広いとか大きいのが良いというよりは、
適正なサイズの木をなるべく家の近くに植えてあげるのが良いです。

木々をより身近に感じることができますし、
離れて見たときに、木と家がお互いに調和してくれます。

造園家荻野寿也氏は、その著書の中で、
「元々そこに木があって、それを避けて家を建てたように木を植える」
というようなことを書いておられました。

1本の木があることで、季節を感じることが出来、
今の季節は、新芽が少しずつ開いてくることを楽しむことが出来ます。

春には新緑や花を楽しむ
夏には木陰が入り、そこに吹くそよ風に身をゆだねる
秋には紅葉を楽しむ
冬にはその樹形を楽しむ
雪が降ると、そこには雪の花が咲いてくれます

小さな庭があなたに与えてくれるものは、たくさんあります。

ぜひ、1本でも良いので木を植えてみてください。

家が好きなあなたなら、きっと庭木も好きになるはずです。
そして、木々があることで、家のことをもっともっと好きになれるはずです。

矢川原が作りたいものは、
家ではなく、「あなたの暮らし」です。

私たちと一緒にあなたの暮らしづくりをしてみませんか?

こちらの建物は、4月19日~27日までの9日間。
完全予約制となりますが、内覧会を行います。

興味のある方はぜひお声かけください。