性能向上リノベーション

こんばんは。
田中です。

東松山市でスタートした性能向上リノベーション

内部解体が終了して、
現在、基礎の補強工事が進んでおります。

築年数だと40年ほど経過しており、
入母屋造のとても立派な建物です

柱も13尺柱(4mくらい)と豪華な造りですね。

こちらは解体終了後の様子です。
大きな空間を作るために鉄骨の補強梁も入っていました。

ですが、この年代にはありがちですが、
基礎は無筋(鉄筋の入っていない)基礎ということで、
既存の基礎の隣に基礎を施工する
「増し打ち」という補強を行っていきます。

事前調査ではすべての構造の状況が分からないので、
解体後に再度確認して、補強計画も練り直しています。

筋交いや構造用合板で補強を行う場所は、
引き抜き力も増すため、基礎補強と合わせて、
ホールダウン金物と呼ばれる引き抜きに耐える金物も入れていきます

アンカーボルトも数が少ないので、
この機会に増やしていくことにしました。

補強金物を既存の基礎や土台に止めつけておき、
増し打ちする鉄筋コンクリートと一緒に固定することで、
必要な強度を確保するのです。

耐震補強は、こだわり出すとどこまでやればよいのかという
判断がとても難しいものになりますが、
今回は、耐力壁となる壁を中心に補強するという形をとりました。

この後、コンクリート打設を行い、
躯体の耐震補強・断熱補強へと進んでいきます。

リフォームは、水廻りの設備の交換含め、
色々な形で行いますが、

今困っていることを解消すればよいのか?
根本的な性能から改善していくのか?

これらは、やはりその対象となる住まいを何年使っていこうとするのかに
掛かってくると思います。

限られた予算の中で、どこに予算を配分するのかは
最終的にご自身の考えになってきます。

リフォームをご検討中の方は、
自分自身の感じることをざっくばらんに
施工会社にお聞きするのが一番です。

もちろん、弊社に聞いてみたいという方は、
お問い合わせいただければ、
精一杯ご対応させていただきますので、
お気軽にお問い合わせください。

9/12.13に自宅兼モデルハウスの見学会を行いますので、
弊社のことに興味を持ってくれた方は、
ぜひ、見にいらしてください。

建物の見学と合わせて、ご相談にも対応させていただきます。

お申し込みはこちらから可能です。
皆さんからのお申し込みをお待ちしております。

 

家づくりが楽しかった!

こんばんは。
田中です。

先日、お引渡しさせていただいた
「親子二人で暮らす17.25坪の平屋」について。

ウッドロングエコで塗装された杉板外壁に
シンプルな切妻配置とした小さな平屋となっています。

お引渡しインタビューでは
「家づくりが楽しかった!」というとても素敵な言葉を
頂くことが出来ました(#^.^#)

基本的に一人暮らしをベースに
息子さんとの同居にも対応できる住まいを目指したのですが、
家族・親戚が集まることも多いらしく、
「家族みんなでワチャワチャと楽しく暮らす」
というサブテーマを掲げています。

そんな住まいづくりで目指したのは、
17.25坪の中にたくさんの居場所を作ること!

特徴的なのは、リビングに斜め配置した
大きな窓によって生まれる屋根のかかったウッドデッキ

ここはウチとソトをつなぐ中間領域となっています。

そして、あえて300㎜ほど窓を高く設置し、窓枠を大きく作ることで、
窓が高くなることによる解放感とベンチとしての機能を生み出しています
*インタビューの際にもインタビュアーはここに座っています(*^^)v

ソファにいる人との会話が生まれやすくなるように意識しています。

そして、ソファは造作として、
内部には本棚を設置し、ヌックのように籠り感のある空間としています。

一人の時に本を読み、音楽に耳を傾け、
時には昼寝をするなどしてもらいたいと願い、この場所を作りました(*^^)v

お孫さんがこの場所の取り合いをしているそうですが・・・(笑)

ダイニングは、住まいの中心に据え、
庭の木々を眺めながら、食事を楽しむことが出来る場所としています。

ダイニングテーブルからの景色はこんな感じ↓

キッチンからはこんな景色が楽しめます↓

リビングとなる造作ソファやダイニング、
そしてウッドデッキとその外に広がる庭を一望できます(#^.^#)

キッチンはⅡ型配置として、
シンク下はゴミ箱スペースとできるように。

キッチン本体の収納量をアップして食器棚は設けず、
奥にはご要望の多いパントリーと冷蔵庫を置き場を確保しました

リビングは勾配天井とし、ロフトへとつながっていくので、
解放感もたっぷりあります。

上の写真は、造作ソファからの眺めです
右手の小さな階段を上ると、お孫さんたちの居場所となる
ロフトへと行けます。

ダイニング奥の格子は、玄関からの目隠しと空間のアクセントになるように。

ロフトへの階段を上がって、右手(写真奥側)が
収納スペースと冷房用エアコンスペースとなり、
左手(手前側)が寛ぐためのスペースとなります。

広さは4.5帖ほどあるので、お孫さんが泊まりに来ても大丈夫(*^^)v

ロフトから見下ろすとこんな感じ
1階にいる人と会話が弾みそうでしょ!(#^.^#)

寝室は4帖とコンパクトですが、
ベッドと机を置いて、趣味のミシンを庭を見ながらできるように
レイアウトを意識してみました

反対側には息子さん用に同じ広さのお部屋をご用意しています

住まい手の数が少ないということで、
思い切ったのは、トイレに二つ開口を設けて、
家事動線をしたこと。

キッチンからトイレ、洗面脱衣室を抜けてお風呂までいくことができます

少し乱暴な動線ですが、お客様と相談の上作ることに・・・。

家事動線は格段に楽になりますし、
もし、トイレの手助け等が必要な事態になったとしても、
介助者のスペースが出来るというメリットもあるんですよ!

洗面台は造作洗面とし、
鏡付きの引戸を動かすと収納が現れ、窓を塞ぐ仕掛けとなっています。

この窓は、玄関からの視線の抜けを意識した窓となっているので、
透明としています。なので、お風呂に入るときは窓が隠れるように・・・。

今回は、敷地も60坪近くありゆとりもあったので、
庭の植栽をいつもより多めに入れてみました(*^^)v

こちらがビフォー

こちらがアフター

変化が凄いですね!
木々が家に与えてくれる力を感じます。

デッキからはこんな景色が広がります(#^.^#)
鎖樋は、雨の日にはそこを伝う音色を楽しませてくれます

デッキ部分を外から見るとこんな感じ↓

緑に囲まれた心地よい居場所が出来たかな~と感じています。

ここで、庭を眺めながらモーニングコーヒーを
楽しんでくれたら、設計者冥利に尽きますね!

みんなが集まった時には、
BBQの居場所としても活躍してくれることでしょう

性能としても、
許容応力度計算による耐震等級3
UA値0.37 断熱等級6
気密測定によるC値は0.84

十分な性能を確保し、
ロフトエアコン1台による全館冷房
床下エアコン1台による全館暖房
を実現しています。

ただ、矢川原の住まいづくりは、
性能は当たり前のものとして、
性能の先の心地よさを求めていくというもの

住まいづくりのコンセプトは、
矢川原が作りたいものは、家ではなく「あなたの暮らし」です

私たちと一緒に
「あなたの暮らしづくり」をしてみませんか?

矢川原の住まいづくりに興味を持ってくれた方は、
私の自邸でもモデルハウスをぜひ見に来てください。

9/12.13の二日間で見学会を開催します。
お申し込みは【矢川原モデルハウス「樹楽の家」見学会】からお願いします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
多くの皆様からのお申し込みをお待ちしております。

今日からスタートです。

こんばんは。
田中です。

11日から16日まで6日間とたっぷりのお盆休みをいただき、
今日から通常通りの営業再開となります。

お盆中も含め、少し涼しい日々なのがありがたいところですね。

さて、川島町K様邸では、
お盆休み前に洗面所・浴室が終了し、
今日からキッチンへと進んでおります。

洗面所は使っていない勝手口戸をなくしてしまい、
タオルや着替えなどを入れるのに便利な収納を造作しました。

ユニットバスは、高断熱浴槽に変えています。
窓は既存窓を残していますが、この後内窓を設置します。
ここまでやると、だいぶ寒さからは解放されるはずです。

キッチン解体工事中
大工・水道・ガス・設備業者などが
入れ替わり・立ち代わり入ってきて大賑わいです

やっぱり水回りが関連業種が多いですね~(;^_^A

そして、その後川越市宮元町のS様邸へ

お盆前から張り始めていた外壁の杉板張りが
だいぶ進んでいました。

シンメトリーのシンプルな外壁に
ウッドロングエコを塗装した杉板がよく似合います(≧▽≦)

外壁が終わると、屋根に載せる太陽光パネルの工事や
雨樋の施工へと進み、いよいよ足場をバラすことが出来ます。

楽しみですね~(#^.^#)

内部もボード張りや家具作りが進んできたので、
だいぶ雰囲気が見えてきました。

明日は、東松山市のT様邸に行く予定

内部解体が終了し、基礎補強へと進んでいきます。

耐震・断熱も新築並みにしていくので、
その過程は随時ご紹介していきます。

興味のある方は、ぜひブログやインスタをご覧ください(*^^)v

引き続き、よろしくお願いしますm(__)m

エアコンについて

こんにちは。
田中です。

現在、F様邸見学会を開催しています。

外部は35℃超えという猛暑日の連続ですが、
室内はエアコン1台で25~26℃と快適温度で安定しております。

F様邸は、
「親子二人のための17.25坪の平屋」というタイトルの通り、
1階は17.25坪、つまり34.5帖の広さ。

そこにロフト部分が階段も含めて9帖分ありますので、
全部で43.5帖になります。

では使用しているエアコンはどんなサイズかというと、
ロフトに設置した10帖用エアコン一台で家中を涼しくしていることになります。

設定されたサイズの4倍以上の空間に対応していることになりますね。
暖房も同様のサイズのエアコンを使用して全館暖房をしていく予定です。

それを可能にしているのが、
高気密・高断熱仕様なのです。

弊社では断熱等級6以上を標準使用しているため、
小さいサイズのエアコンでも十分足りるのです。

ただ、エアコンに設定されている部屋の広さは
何を根拠にしているのか御存じでしょうか?

実は、約60年も前の断熱材が一切使用されていない無断熱住宅を条件に
設定されているものだそうです。

ということは、築20~30年くらいの建物でも
断熱材が全く施工されていないという可能性は低いので、
ほどんどの方が、、オーバースペックのエアコンを使用していることになります。

特に2025年の法改正以降は、
断熱仕様も断熱等級4以上が義務付けされているので、
ますますエアコンは小さくて良いはずです。

先日、朝日新聞の記事にこのことを載せた記事があったので、
興味のある方は読んでみてください。

タイトルは、「エアコンが大きすぎる?」となっています。

家電量販店の方は、
「エアコンの効果が悪かった場合に責任が取れない」
「出来るだけ高いものを売りたい」

こんな理由から、
あえて小さいエアコンを薦めてくることは
ほぼあり得ないと言って良いと思います。

エアコンの交換を検討される場合は、
建てた工務店さんに断熱仕様などを確認してみると良いかもしれませんね。

耐震と断熱について

おはようございます。
田中です。

今日は珍しく朝にブログを書いています。
今日のタイトルは、「耐震と断熱について」です。

というのは、
先日発生した熊本での震度7の大地震
2016年にも発生しているので、
今回はわずか10年で再度起きたことになります。

被害に合われた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

それと共に、この猛暑の中で様々な面でご苦労をされていると思います。
少しでも早く復旧が進むことを合わせてご祈念いたします。

今回は、そんな中でブログのテーマに耐震と断熱を上げたのですが、

弊社の標準仕様となる「耐震等級3」
これを標準にしようと考えたキッカケが10年前の熊本地震でした。

震度7が2度起きた先の地震で、
耐震等級3を確保した住まいは、軽度の損傷はあれど大きな被害は
ほとんど出ていなかったという調査結果を見たとき、
「耐震等級3」を標準にしていこうと決め、
会社の体勢を変えていったことを覚えています。

そして、もう一つ意識したのが断熱性能です。

これは熊本地震が直接のキッカケではないですが、
地震発生後に電気の供給がストップした場合、
暑さや寒さに耐え忍ぶ上で、一番効果を発揮するのが断熱性能になってきます。

矢川原では断熱等級6以上を標準としていて、
これはエアコン1台で、ほぼ家中を快適にすることが出来る性能となります。

ちょうど今朝のニュースでやっていましたが、
スポットクーラーが支援物資として送られてきている映像がありました。

もし、電気が通ってなくても、発電機があり、
高断熱仕様の住まいであれば、このスポットクーラーでも
ある程度、住まいの温度をコントロールできるようになるのです。

ただ、発電機の場合2.5~3.0KVAと割と大きめのクラスが必要なうえ、
ガソリンも使用するので、一時的な対応になるかと思いますが・・・。

ということは、もし太陽光発電、そして、そこにプラスして蓄電池があり、
エアコンが稼働するならば、
ほぼ日常と変わらない生活が送れることになります。

家のデザインや設備ももちろん大切ですが、
まずは基本性能としての「耐震」と「断熱」を
しっかりと確保することをお勧めします。

住まいは、大切な家族を守るための「器」であるべきだと私は考えています。

矢川原の作りたいものは、
家ではなく、「あなたの暮らし」です。

これは、矢川原の住まいづくりのコンセプトですが、

デザインばかりではなく、
性能を当たり前のものとしつつ、
その先にある心地よさを求めて住まいづくりに取り組んでいく
という誓いでもあります。

共感していただけたら、嬉しく思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。