こんにちは。
田中です。
武蔵村山市で新築中のK様邸
上棟から1月が経過し、だいぶ外部の形が見えてきました。
屋根は久しぶりの瓦屋根。
それも「いぶし瓦」となっています。
釉薬瓦の様な艶はないのですが、
葺き終わった姿は何とも色っぽい(#^.^#)
いぶし瓦は、釉薬瓦に比べると撥水効果が少なくなりますが、
給水した水分が気化することで、打ち水のような効果も発揮するそうです。
鋼板屋根に比べ、空気層も多いことから断熱的にも効果が生まれてきます。
耐久性も抜群に高いので、おすすめの屋根材ですよ!
では、なぜ瓦屋根は最近少なくなっているのか?
デザインについては、好みもあるのでコメントは控えますが、
大きな理由の一つに耐震性があると思います。
コロニアルやガルバニウム鋼板の屋根に比べ、重量があることで、
同じ間取りで、耐震等級3を目指すには必要な壁量が多くなります。
プランの自由度が減るというのが欠点といえるでしょう。
ですが、気に入った間取りで瓦屋根が可能だと考えればどうでしょうか?
耐久性は高く、断熱性能というと語弊があるかもしれませんが、
空気層により夏対策としても効果を発揮してくれます。
数ある屋根材の中で、メンテナンス周期は一番長くなる素材です。
大事になってくるのは、きちんと構造計算をすること。
瓦屋根の重量に耐えることができる住まいにすればよいのです。
大きな地震が起きると、被害のあった映像が流れる中で、
瓦屋根の住まいが倒れてしまっている映像が目に入ってきます。
まだ、耐震基準すら曖昧だった時代はもちろん、
耐震基準ができてからも、木造2階建てでは構造計算の義務はありませんでした。
ここで、ようやく構造計算の義務化がスタートします。
矢川原では、数年前から全棟で許容応力度計算による構造計算を行い、
工事を進めています。
今回の住まいも、瓦屋根としましたが、耐震等級3・断熱等級6を確保し、
長期優良住宅の認定を取得しています。
コーナーに窓を配置して大きな解放感を安心感を持って
得ることがができるのも構造計算をしているからこそですね。
上の写真は2階のダイニングですが、勾配天井となった空間の
コーナー部分に窓を配置することで、「視線の抜け」を確保しました。
ここに座った時に遠くに山並みを望み、穏やかな時間が流れてくれることを
イメージしながら設計した場所です。
住まいづくりにおいて、大工の経験と知恵はものすごく大事です。
しかし、それだけではなく、そこに計算に基づく安心が加わることで、
プランニングの自由度が増し、より心地よい暮らしができると
矢川原では考えています。
家ができてから、何ができるのか考えるのではなく、
あなたのしたいことから住まいづくりを考えてみませんか?
矢川原が作りたいものは、
家ではなく、「あなたの暮らし」です。
私たちと一緒に「あなたの暮らし」を作ってみませんか?





