こんにちは。
田中です。
今日は外壁について話をしたいと思います。
現在進行中のU様邸とF様邸では、
外壁の仕上げは塗り壁仕上げとなっています。
矢川原は板張りばかりだと思っている方もいるかもしれませんが、
他の外壁もやるんですよ(笑)
こちらは川越市山田U様邸。
外壁は濃い目のグレーで仕上げてあります。
こちらは、川越市中台のF様邸。
外壁は同じ仕上げとすることなっていますが、
こちらはまだ下塗りで仕上げはこれからです。
矢川原では、
外壁の仕上げは、板張りとこの塗り壁の2つのどちらかを
選択する方がほとんどです。
もちろん、お客様の要望に合わせて
様々な外壁材には対応してはいますが、
それぞれの説明をすると、この2種類を選択する方が多いのです。
お伝えしていることは、仕上がりの雰囲気もあるのですが、
メンテナンスをあまり必要とせず、長く使っていただけるもの、
ということでお薦めさせていただいています。
こちらのぬり壁は、
ゲーテハウス株式会社によるユニプラルSLという仕上げで、
材料として、天然鉱物資源を原料とした
ガラス質の再生資源を使用しています。
透明感のあるガラス質の骨材に、
鉱物から作られる無機顔料を混ぜて色を出しています。
このことによるメリットは、
有機質塗料で懸念される紫外線による色あせなどの経年劣化の
心配がほとんどないということです!
実は、国内でも数少ない無機質左官材なんですよ(*^^)v
そして、サイディングなどでみられるコーキング材が
表面に全く出てこないので、意匠性もとても良く、
コーキング材のメンテナンスも必要ないのか嬉しいところです。
仕上げのテクスチャーも多様にあります。
今回は、「木ずり」というテクスチャーです。
壁の入り隅にコーキングがないのが注目ポイントですかね(笑)
テクスチャーやカラーなど、
詳しくはこちらをご覧ください。
ゲーテハウスのHPです。
では、デメリットは何かというと、
水分を吸放湿をするので、水分が残りやすいところには
汚れが出ることがあります。
窓廻りなどが汚れてくることがあるのです。
ですが、それは薬品洗浄で落とすことが出来ます。
では、汚れにくくするためには何が必要かというと、
それは軒をしっかり出すことが大事になってきますね。
矢川原では、軒をしっかりと出すことも重要視しているので、
外壁との相性も良いと考えています。
こちらは、白に近い外壁をご選択いただき、
外部の造作とした木製の戸袋やフェンスを
アクセントとした住まいですね。
ここでも軒が深く出ているのが分かるかと思います。
最近は、軒のほとんどない住宅デザインも多いですが、
そういった建物にはガルバニウム鋼板など、
耐久性も高く、水分の吸収のないものが良いと思われます。
建物のデザインに合わせた素材を選択することが大事ということですね(*^^)v
このブログが皆様のお役に立ちましたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。