こんばんは。
田中です。
半年ほど前にお引渡しをK様邸。
先日、嬉しい写真をいただきました。
こんな感じの建物です。
興味のある方はこちらからどうぞ。
K様邸の壁には、「オガファーザー」という紙クロスを使用しています。
本来はこの紙は下地とし、この上に塗装を施すことになるのですが、
弊社では塗装することなく、お引渡しをすることもあります。
それはコストを下げることが主目的ではあるのですが、
この素材の特徴を活かせるからでもあります。
ヨーロッパでは、日本のようにビニールクロスではなく、
ほとんどが紙クロスを使用し、その上に塗装をするのが主流です。
塗装は何度も重ね塗りが可能なので、
張替えのようにゴミが出ることがないので、とってもエコ!
塗るだけなので、住んでいる人が自分でやることも十分可能です。
K様にもそういったことをお伝えし、
お子さまが小さいうちは、間違いなく汚れるだろうから、
紙クロスを素地のままとして、汚れたらそこだけ塗装してみてはどうですか?
・・・と。
住み始めて半年が経過し、想像通りに子供が汚したり、
傷つけてしまったらしく、塗料をお渡しすることになりました(笑)
きれいに補修した写真を送ってくださいましたよヽ(^o^)丿
2色を使って、スイッチ周りの傷を可愛くペイントしています。
葉を重ねて2色使うあたりにセンスが光りますね!
また、バランスを見ながら、
傷のないところにもペイントしたりもしているそうですよ(*^^)v
例えば、壁一面を違う色で塗装することも出来るので、
アレンジは住まい手の自由です。
張替えによるゴミが出ないのが魅力的で、
矢川原では最近よく使用しています。
塗料もドイツ製の自然塗料を使用し、湿気を通す塗料なので、
紙クロスの呼吸を妨げることもないんです!
お客様が、こんなことを言ってました。
「壁紙は子供にとって、おっきなキャンバスだし、
それを補修している自分にとってもキャンバスだね!(笑)」
素敵な言葉だと思いました。
汚すことに目くじらを立てるのではなく、
自由にさせ、むしろそれを楽しんでしまう・・・。
そんな気持ちの余裕って大事ですし、
それを受け入れることのできる住まいというのも大事ですね。